1950年6月14日午後9時55分頃、ベトナム・サイゴン発パキスタン・カラチ経由バーレーン経由フランス・パリ行きエールフランスDC-4-1009(F-BBDM)が、最終進入中にバーレーン沖のペルシャ湾に墜落した。
この事故で乗員8名、乗客45名、計53名のうち、乗員3名、乗客37名、計40名が死亡した。
事故機は着陸進入の手順のひとつである旋回を開始した直後に失速して海に墜落した。
事故調査報告書では、不適切なアプローチを行ったとしてクルーのエラーが指摘されたが、事故当時の気象状況はウインド・シアが発生しやすい状態にあった。1950年当時の科学ではウインド・シアは解明されていなかった。
事故機は1946年に製造された。