1950年3月7日午後8時59分、アメリカ・ミネソタ州ロチェスター発同州ミネアポリス行きノースウエストオリエント航空（ノースウエスト航空の前身）307便マーチン202（N93050）がミネアポリス・セントポール空港に最終進入中に空港から3.8マイル北西の地点に墜落した。
この事故で乗員3名、乗客10名、計13名全員と地上の2名の合計15名が死亡した。
事故機は吹雪の中をビジュアルアプローチで進入中に滑走路端から4180ftの地点にあった高さ70ftの掲揚柱に左翼を接触させた。しばらくして左翼が機体から外れ、高度約300ftで制御を失い墜落した。
公式の事故調査では、パイロットが、地上物標が見えなくなった後もビジュアルアプローチによる着陸を完遂させようと試みたことが推定原因として挙げられた。
事故機は1948年に製造された。