1947年5月30日午後5時41分頃、アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク発同国フロリダ州マイアミ行きイースタン航空605便C-54B-15-D0(DC-4)(NC88814)が、ボルチモア近郊のメリーランド州ベインブリッジ付近上空を巡航中に突然制御を失い、同州Point Depositに墜落した。
この事故で、乗員4名、乗客49名、計53名全員が死亡した。
事故機は、ニューアーク国際空港を午後5時4分に出発した。目撃者は事故機が機首部を下に急降下に入り、反転して地上に高速で衝突するのを目撃した。事故原因として昇降舵の不具合が疑われた。
事故発生時、偶然事故機の後方を飛行していたCAB(民間航空委員会)の事故調査官が事故の一部始終を目撃していたが、結局原因が解明されることはなかった。
事故機は1944年に製造された。