2007年7月29日午後1時55分頃、羽田発長崎行きスカイネットアジア航空35便ボーイング737-400が、長崎県大村湾上空高度約1800mを降下中、第1エンジンが停止した。同機は第2エンジンのみで飛行し、午後2時14分、定刻より14分遅れで長崎空港に緊急着陸した。
乗員5名、乗客146名、計151名は全員無事であった。
同機は午後0時5分に羽田空港を離陸した。第1エンジンの異常は、警告灯の点灯により判明した。出発前の点検ではエンジンに異常は見られなかった。
本件の発生により、折り返し便1便が欠航となった。
本件については、同年8月8日までにエンジンの燃料ポンプの故障がエンジン停止の原因であったことが明らかにされた。ボーイング社は燃料ポンプを改良型に交換するように推奨していたが、スカイネットアジア航空では交換を実施していなかった。