2006年12月2日午後4時10分頃、羽田発佐賀行き全日空453便エアバスA320-200が、羽田空港を離陸直後に第1エンジンの油圧低下を知らせる警告表示が点灯した。同機は、羽田空港に午後4時28分頃緊急着陸した。
乗員乗客計108名は全員無事であった。
同機は午後4時過ぎに離陸し、上昇中にエンジン内部の潤滑・冷却用オイルシステムの圧力が低下したことを示す計器表示が点灯した。機長は第1エンジンの回転数を落として羽田まで飛行した。
着陸後の点検の結果、誤表示でオイル漏れはなかったことが判明した。
乗客は代替機に乗り換え、約1時間30分後に再度出発した。