事例詳細

(事例No,20060808ji2)

 2006年8月8日午前10時25分頃、トルコ・イスタンブール発成田行きトルコ航空50便エアバスA340-300が、成田国際空港への着陸に備えた降下中に乱気流に巻き込まれ、機体が大きく揺れた。同機は午前10時50分頃成田国際空港に到着した。
 乗員13名、乗客191名、計204名のうち、客室乗務員2名、乗客5名、計7名が負傷した。負傷者のうち症状の重い日本国籍の乗客1名とトルコ国籍の客室乗務員2名が救急車で病院へ搬送された。
 同機から管制官には着陸後に乱気流で負傷者が出た旨報告があり、救急車の要請が為された。
 日本国籍の客室乗務員の証言によると、乱気流遭遇時は突然無重力状態になり、立ったまま天井に頭をぶつけたという。


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