事例詳細

(事例No,20060209ji)

 2006年2月9日午前9時30分頃、中部発松山行き全日空1823便(運航はエアーセントラル)ボンバルディアDHC-8-402が、松山空港に着陸進入中、ギアダウンの際に車輪が出た旨の表示灯が点灯しなかった。このため、松山空港の管制官が目視で車輪が出ていないことを確認した後、パイロットが手動で車輪を出す操作をした後、定刻より11分遅れで着陸した。
 乗員乗客計25名は全員無事であった。
 ボンバルディアDHC-8-400は、機構上、手動でギアダウンした場合はステアリングが切れないため、滑走路上で停止し、牽引車で牽引され駐機場へ向かった。本件の影響で同空港の滑走路が約10分間閉鎖された。


(C)2006 外山智士
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