2006年2月3日午後11時5分頃、羽田発新千歳行き全日空79便ボーイング767-300が、新千歳空港に着陸後、逆推力装置を使用後に右主翼第2エンジンの出力が低下したため、滑走路上に停止した。同機は積雪で路面の状況が悪かったこともあり、牽引車で駐機場に牽引された。
乗員乗客計287名は全員無事であった。
本件発生当時の空港周辺の天候は吹雪であった。
着陸後の点検の結果、機体に異常は見られず、エンジンが雪を大量に吸い込んだのが原因と見られている。
本件の影響で滑走路が約40分間閉鎖された。国土交通省は2月6日に本件の発生を公表した。