2005年11月23日午前7時20分頃、大阪(伊丹)発高知行き全日空1601便(運航はエアーニッポンネットワーク)ボンバルディアDHC-8-402が、神戸市上空高度約3000mを飛行中に与圧系統の異常(与圧が十分に上がっていないこと)を示す警告が出た。同機は大阪国際空港に引き返し、約20分後に着陸した。
乗員乗客44名は全員無事であった。
着陸後の点検で与圧を制御する機器の故障が確認された。
同機は2005年6月17日に大阪発高知行きとして運航中にエンジンから漏れた潤滑油が霧状になって客室内に充満するトラブルを起こし、2005年11月16日には大阪発石見行きとして離陸後、前輪が格納されなくなるなどトラブルが相次いでいた。
乗客は別便で高知に向かった。