事例詳細

(事例No,20051010ji)

 2005年10月10日午前10時頃、岡山発羽田行き全日空654便エアバスA320が、岡山空港を離陸しようとした際、燃料バルブの異常を示す表示が出た。
 乗員6名、乗客166名、計172名は全員無事であった。
 同機はプッシュバック後、自力走行しようとした際に、燃料がエンジンに供給されない状態を知らせる表示が出た。点検の結果、燃料バルブが作動していないことが分かり、バルブを交換したが、走行できなかった。
 出発前点検では機体に異常はなかった。
 同便は欠航となり、乗客は新幹線と別便に振り替えられた。


(C)2006 外山智士
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