2005年8月30日午後5時30分頃、羽田発山口宇部行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1647便MD-90が、滋賀県大津市上空を飛行中に音声無線装置が2系統とも受信できなくなり、交信が出来なくなった。データ通信システムを用いて管制に無線機の故障を報告し、このシステムで飛行を継続した。同機は午後6時20分に山口宇部空港に着陸した。
乗員乗客計123名は全員無事であった。
同機にはVHF無線装置が3系統搭載されており、うち2系統が音声通信用、1系統がデータ通信システム用に使用されている。