事例詳細

(事例No,20050822ji)

 2005年8月22日午後5時頃、アメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルス発成田行き日本航空インターナショナル61便ボーイング747-400が、着陸後の機体点検で、右主翼下部の燃料給油口のキャップ1個(アルミ製:直径約10cm)がなくなっているのが発見された。
 乗員乗客331名は全員無事であった。
 キャップの捜索のため、成田国際空港会社はA滑走路を約3分間閉鎖したが発見できなかった。
 同型機の燃料給油口下向きに左右各2箇所ずつ計4箇所あり、キャップを手で回して開ける。内部には弁があり、高圧を加えないと開かない構造のため、キャップが外れても燃料漏れは生じない。


(C)2005 外山智士
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