事例詳細

(事例No,20050703ji)

 2005年7月3日午後7時35分頃、アメリカ領グアム発中部行きコンチネンタル・ミクロネシア航空975便ボーイング737-800が、中部国際空港の北約20kmの上空約1500mを着陸進入中に油圧系統の計器が異常を示したため、中部国際空港に緊急着陸を要請し、午後7時44分緊急着陸した。
 乗員乗客計159名は全員無事であった。
 同機は、着陸進入中に3系統ある油圧系統のうち1系統の作動油量の計器表示が突然ゼロを示した。中部国際空港では不測の事態に備えて、化学消防車3台を待機させたが、着陸は正常に行われた。 着陸後の点検で第2エンジンで作動油漏れが確認された。同機は整備の後、午後11時1分に折り返し便として定刻から約2時間30分遅れで出発した。
 本件の発生により、発着便計8便に最大で約40分の遅れが出た。


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