2005年5月30日午後1時35分頃、帯広発羽田行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1154便エアバスA300が、釧路沖上空高度約10700mを飛行中に客室の床が焦げた。火はすぐに消し止められ、同機は羽田空港まで運航を継続し午後2時40分頃着陸した。
乗員乗客236名は全員無事であった。
15列目右窓側の男性乗客がポケットに入れて所持していたライターが床に落ち、オイルが漏れて引火したものとみられており、後ろに座っていた乗客らが気づき、コップの飲み物や足で踏み消した。焦げ跡は10cm四方の範囲に3箇所ついており、最大のものは縦3cm、横1cm、他の2つも縦横約2cmであった。