2005年4月7日午後8時40分頃、羽田発高松行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1411便エアバスA300-600が、高松空港での着陸後の点検で整備士が左主翼後方のエンジン付属部品のボルト10本のうち1本の脱落を発見した。
乗客149名は無事であった。
脱落したボルトは長さ3.5cm、直径8mmで、エンジンの排気を整流するための円錐状の部品をエンジン後方に取り付けるためのボルトであった。4月8日朝、羽田空港、高松空港で滑走路点検が行われたが、ボルトは発見されなかった。
同空港には予備のボルトがなく、取り寄せる必要があったため、同機を使用する予定であった4月8日午前の羽田行き1便が欠航し、搭乗予定の乗客173名が別の便に振り替えられた。