事例詳細

(事例No,20041123ji2)

 2004年11月23日午後9時20分頃、成田発アメリカ・ハワイ州ホノルル行きノースウエスト航空22便DC-10が、成田空港第1旅客ターミナルビルの25番スポットでエンジンを始動したところ垂直尾翼付根付近の第2エンジンから出火した。消防隊が急行したが、スポットに到着したときには既に火は消えていた。
 乗員8名、乗客232名、計240名は全員無事であった。
 同空港では、消防車、救急車計9台の出動のためA滑走路を約4分間閉鎖したが発着に影響はなかった。消防隊到着時に炎は確認できなかったが、念のため泡消火剤を第2エンジンに約20秒間噴射してエンジンを冷却した。乗客は代替機に乗り換え午前10時45分頃出発した。


(C)2004 外山智士
他項目へのリンク(クライアントサイドイメージマップ)