2004年10月14日午後1時頃、羽田発秋田行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1263便MD-81が、秋田空港に着陸の際、機体後方下部が滑走路に接触した。
乗員6名、乗客119名は、計125名は全員無事であった。
同機は、着陸後の点検の結果、テールスキッド(機体後部が滑走路に接触しても機体構造が破損しないために設けられた衝撃吸収装置で長さ40cm、高さ20cm、幅6cmの半円型アルミ製)に擦過痕が発見された。滑走路面にも幅5cm、長さ8m、深さ2mmの傷が確認された。着陸時、乗客らは衝撃を感じなかった。
同社は航空法に基づき、本件を国土交通省に届け出た。
同社は、後続便で交換用のテールスキッドを輸送して同機を修理し、機体構造に異常のないことを確認した後、折り返し便である秋田発東京行き日本航空ジャパン1264便に投入した。本件の影響で折り返し便が約4時間20分遅れの午後5時50分頃出発した。