事例詳細

(事例No,20041008ji)

 2004年10月8日午後8時25分頃、奄美大島発羽田行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1958便MD-81が、四国沖の太平洋上空高度約11000mを巡航中にエンジントラブルに見舞われた。
 乗員6名、乗客124名、計130名は全員無事であった。
 エンジン1基の出力が低下した直後、同機は関西国際空港に緊急着陸を要請し、午後8時40分頃、関西国際空港に緊急着陸した。滑走路付近には不測の事態に備えて消防車が多数待機した。乗客の証言によると第2エンジン付近からドンドンと突き上げるような振動があり4〜5分は続いたという。
 なお、本件について報道機関によっては、発生時刻を8時15分頃、着陸時刻を8時35分頃、乗員乗客数を計132名、エンジントラブルの内容をエンジン2基の一時的出力停止と報道しているものもある。


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