2004年8月20日午後0時18分頃、名古屋発旭川行き全日空(運航はエアーニッポン)325便エアバスA320-200が、離陸直後、油圧系統に異常が発生したため、名古屋空港に引き返し、午後0時35分頃着陸した。
乗員乗客116名は全員無事であった。
離陸直後、3系統ある油圧系統のうち1系統の油量低下を示す計器表示があったため引き返したが、着陸後前脚ステアリングが作動しないため、滑走路上に停止した。同機は牽引車で駐機場に運ばれた。
滑走路上に作動油が漏れたため、除去作業のため午後1時5分まで滑走路を閉鎖した。
本件により、出発便9便、到着便7便に遅れが発生した。