事例詳細

(事例No,20040726ji)

 2004年7月26日午後10時55分頃、大阪(関西)発香港行きキャセイパシフィック航空2053便エアバスA330-300が、高知市付近上空を飛行中に2基のエンジンのうち左翼エンジンにトラブルが発生し、午後11時37分に関西国際空港に緊急着陸した。
 乗員11名、乗客22名、計33名は全員無事であった。
 同機は午後10時38分に関西国際空港を離陸し、離陸約15分後に左翼第1エンジンが停止し、午後11時8分、管制に対し、エンジンが停止したことを報告し、緊急事態を宣言するとともに関西国際空港に引き返すことを連絡した。
 着陸後、関西空港では滑走路点検などを行ったが異常はなく、他の発着便に影響はなかった。乗客は、27日未明に別の便で香港に再び出発した。


(C)2004 外山智士
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