2004年7月10日、成田発アメリカ・アラスカ州アンカレッジ行き日本航空インターナショナルの貨物便ボーイング747-200Bが、アンカレッジ到着後の点検でフェアリング1枚が脱落してなくなっているのが発見された。
乗員は全員無事であった。
脱落したフェアリングは、主翼と胴体の結合部下面にある空気の流れを整えるための部品で、約30センチ四方のグラスファイバー製のもので、1機に約10枚が取り付けられている。
国土交通省は同年10月、日本航空インターナショナルがフェアリングをマニュアル通りの修理をせずに取り付けたために脱落したものとして、不適切な修理が原因であったと日本航空を厳重注意した。
なお、なくなったフェアリングは、飛行中に脱落したものと見られているが、フェアリングは脱落しても飛行に支障はない。