2004年6月22日午前10時30分頃、北九州発羽田行き日本航空ジャパン(日本航空インターナショナルの前身)1820便MD-87が、主脚の格納扉が開いたまま羽田空港に着陸した。同機は滑走路上に一時停止し、整備士らが手動で扉を閉めた後、自走にて約20分後駐機場に移動した。
乗員乗客は全員無事であった。
同機は着陸態勢に入った後、ギアダウンの際、主脚が降りていないことを示す警告が表示されたため着陸復行し、2度目の進入の際に、主脚を自動的に降ろす装置を作動させたため、本来脚が降りた後に閉まるはずの格納扉が開いたままの状態になった。
本件発生直後の東京空港事務所による滑走路点検により、滑走路上の航空灯火3箇所のカバーに同機の格納扉が擦ったことによると見られる損傷が見つかり、部品を交換した。