事例詳細

(事例No,20040505ji)

 2004年5月5日午後1時50分頃、タイ・バンコク発成田行きユナイテッド航空838便ボーイング747が、三宅島上空を飛行中、貨物室の火災警報が作動したため成田国際空港に緊急着陸を要請した。
 同機は午後2時14分、成田国際空港に着陸した。乗員乗客366名は全員無事であった。
 着陸後の点検で貨物室内の積荷の野菜のオクラから出たとみられる水蒸気により警報機のセンサーが誤作動した可能性が高いことが判明した。
滑走路脇には消防車など計16台が待機し、不測の事態に備えた。本件の影響で滑走路が点検のため約4分間閉鎖されたが、発着に影響はなかった。


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