2004年3月1日午後1時頃、成田発オーストリア・ウィーン行きオーストリア航空52便エアバスA340-200が成田空港で駐機中に、除雪作業中の作業車が第4エンジン前部に衝突した。乗員乗客は全員無事であった。
オーストリア航空は成田空港での除雪作業を全日空に委託しており、エンジン付近の除雪中に後退し過ぎて衝突した。同機はエンジンにへこみが生じるなどしたため、欠航となった。
成田空港では当日午前9時前からみぞれが雪に変わり、午後3時過ぎまで降り続き積雪1cmを観測するなどし、出発便の除雪作業が必要となり、出発便50便以上に遅れが生じた。