事例詳細

(事例No,20040205ji)

 2004年2月5日午後8時40分頃、関西発新千歳行き全日空1719便ボーイング767が、着陸後滑走中にオーバーランエリアで動けなくなった。乗員乗客104名は全員無事であった。
 同機は滑走路から左折して誘導路に入ろうとした際に滑って直進し、オーバーランエリアに進入し約80m先の舗装部分の終端付近で停止した。救助に駆けつけた牽引車によりプッシュバックを受け、約30分後に駐機場に到着した。本件発生当時、同空港は降雪により視程は低く、路面は凍結していた。
 本件発生により、同空港は当該滑走路を約40分間閉鎖した。この影響で6便に最大約1時間の遅れが出た。


(C)2004 外山智士
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