2003年10月30日午前11時35分頃、成田発香港行きキャセイパシフィック航空501便エアバスA330-300が、名古屋空港の南西約45km、愛知県豊山町上空を飛行中に操縦室から煙が出たために名古屋空港への緊急着陸を要請し、午前11時45分に緊急着陸した。
乗員13名、乗客195名、計208名は全員無事であった。
同機は午前10時47分に成田空港を出発し、香港には午後3時10分到着予定であった。同機の緊急着陸により名古屋空港は約3分間滑走路を閉鎖し、定期便2便が一時出発を見合わせた。消火活動は行われなかったが、正午ごろまで緊急体制が敷かれた。