2003年9月20日午前10時30分頃、福岡発台北行き中華航空111便エアバスA300-600が、離陸直後ノーズギアの格納扉が閉じていないことを示す警告灯が点灯し、離陸約1時間後の午前11時25分頃、福岡空港に緊急着陸した。同機は問題の格納扉を取り外した後、午後3時30分頃再度出発したが、やはりノーズギアが格納できず、再び福岡空港に緊急着陸した。
乗客210名は全員無事であった。
緊急着陸時は消防車が滑走路脇に待機し、同機に追走した。
乗客は代替機による臨時便で、午後8時30分頃台北に向けて離陸した。