2003年9月20日午前11時15分頃、関西国際空港の滑走路上にタイヤの破片が散乱しているのが見つかり、滑走路が午前11時16分から約7分間と午前11時27分から約2分間の2回にわたり閉鎖された。大阪航空局関西空港事務所の調査で、同空港を午前10時40分に離陸した大阪(関西)発中国・上海行き全日空155便ボーイング767-300のタイヤのものであることが分かった。
同機は、上海の浦東空港上空をローパスし、地上から目視による確認を行った結果、タイヤに大きな損傷はなく着陸に支障はないとの判断のもと、午後1時22分浦東空港に着陸した。
乗員乗客197名は全員無事であった。
関西国際空港の滑走路閉鎖に伴い、全日空の出発便3便に遅れが出た。