事例詳細

(事例No,20030731ji)

 2003年7月31日、成田発ローマ行き日本航空(日本航空インターナショナルの前身)409便ボーイング747-400が離陸上昇中に第3エンジンに振動が発生し、排気ガス温度の計器表示が上昇したため、同エンジンを停止し成田空港に引き返した。
 この際エンジン部品の一部が茨城県総和町の建設作業所の倉庫に落下した。落下した部品は縦約15cm、横約5cmの長方形の金属片で、倉庫の屋根上に落ちているのが翌月8日に発見された。倉庫のスレート製の屋根には穴が開いた。倉庫付近からは同じ形状の金属片がもう1個見つかった。
 同機の乗員乗客や落下現場での人的被害はなかった。


(C)2004 外山智士
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