事例詳細

(事例No,20030528ji)

 2003年5月28日午前4時8分頃、台湾・台北発アメリカ・アラスカ州アンカレッジ行きエバー航空(本社:台湾)6606便(貨物便)MD-11が、千葉県銚子市の北東約100kmの太平洋上を巡航中にコックピット内に煙が発生したため、羽田空港への緊急着陸を要請し、午前4時39分頃に着陸した。乗員3名は全員無事であった。
 同機は巡航中、コックピットの天井のオーバーヘッドパネル付近から一瞬煙が発生し、これに伴って一部の機器の表示が消えた。パイロットは消火器を使わなかったが、漂っていた煙も数分で自然に消えた。


(C)2004 外山智士
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