事例詳細

(事例No,20030202ji)

 2003年2月2日午前11時55分頃、鹿児島発羽田行き日本航空(日本航空インターナショナルの前身)394便ボーイング777-300が、高知県土佐清水市南方約40km沖合の上空約7300mを飛行中に副操縦士席の窓ガラス1枚に蜘蛛の巣状のひびが入ったため目的地を変更し、午後0時44分伊丹空港に臨時着陸した。乗員乗客111名は全員無事であった。
 ひびは厚さ3.5cmある3層構造の窓ガラスの最も外側の層に生じており、大きさは直径40〜50cmであった。何かが衝突した形跡はなかった。
 日本航空は原因調査と修理のため同機の同日の運航を中止した。乗客は伊丹発羽田行き日本航空104便に乗り換えて羽田に向かった。


(C)2004 外山智士
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