2002年4月17日午後4時5分頃、イギリス・ロンドン発成田行き全日空202便ボーイング747-400が、成田空港A滑走路(4000m)に着陸した際、右主翼の第3、第4エンジンのカバーの下部を滑走路面に擦った。 乗員乗客計215名は無事であった。 成田空港では事故当時、平均風速10.8mの風が南西から吹き、瞬間最大風速は18.5mだった。着陸時に強い風で機体が傾き、滑走路でエンジンを擦ったものと見られている。新東京国際空港公団は、点検のため、滑走路を12分間閉鎖した。