2001年12月27日午前11時50分頃、新潟発那覇行き全日空465便エアバスA320-200が、富山市の北西約75Km、高度10500m付近を飛行中、与圧が低下し酸素マスクが自動的に落下した。機長は機体を高度約3600mまで緊急降下させ、午後0時25分頃、大阪空港に緊急着陸した。乗員乗客55名は無事であった。
客室内は通常、約2400mの高度と同じ気圧(地上の気圧の80%程度)に保たれるように与圧されており、高度約4200m相当まで気圧が下がると、酸素マスクが自動的に落下するよう設計されている。
国土交通省は本件を重大インシデントに指定した。