2006年1月22日午後1時54分頃、羽田発松山行き全日空589便ボーイング767-300(JA8669)が、着陸のための降下中に松山空港の北約14km、高度約900mで縦横の強い揺れに2回遭遇した。同機は進入を継続し午後2時に松山空港に着陸した。
乗員8名、乗客279名、計287名のうち、客室乗務員1名が重傷を負った。
負傷した客室乗務員は、後部ギャレー内で同僚と着陸の準備中に揺れに遭遇し、転倒し腰を強打した。翌23日に病院で腰椎の横突起を骨折しており重傷と診断された。一緒に転倒した同僚は無事であった。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、1月23日に本件を航空事故に指定した。