2004年11月21日午後2時24分頃、大阪(伊丹)発高知行き全日空(運航はエアーニッポンエットワーク)1617便ボンバルディアDHC-8-Q402(JA841A)が、高知空港の滑走路上を着陸滑走中に滑走路中央付近で右主脚のタイヤが脱輪し、滑走路脇の芝生部分にめり込んで自力走行出来なくなった。
乗員4名、乗客15名、計19名は全員無事であったが、滑走路灯1基が損傷した。
同機は大阪空港を午後1時51分離陸した。本件発生時は高知空港の滑走路上を速度を緩めながら走行中であった。脱輪後、撤去作業が行われたが、滑走路上に同機が戻ったのは午後5時頃のことであった。結局、高知空港は午後5時16分まで滑走路が閉鎖され、着陸予定の3便が引き返すか行き先を変更し、発着便計10便が欠航するなど影響が出た。国土交通省は本件を航空事故に指定した。