2002年6月26日午後0時54分頃、全日本空輸ボーイング767-200(JA8254)が、下地島空港に接地時に滑走路から逸脱し、滑走路東側の草地に停止した。
この事故で、乗員3名のうち、訓練生1名が頭部と頚部に軽傷を負った。
事故機は教官1名と訓練生2名が搭乗し、午前11時30分に同空港を離陸、副操縦士への昇格訓練のためタッチアンドゴーを行っていた。
事故機は胴体尾部のフレームが破断し、尾部下面の外板に擦過痕とひび割れを生じ、両主翼端と右水平尾翼端に擦過痕を負い、右主翼エルロンにもひび割れが生じた。国土交通省は本件を航空事故に指定した。
事故当時は現場付近の天候は良好であった。