事故詳細

(事故No,19880118ja)

 1988年1月18日午後5時32分頃、千歳行き全日本空輸779便L1011-385-1(JA8508)が悪天候下の千歳空港に着陸の際、最終進入時に滑走路を見失い、滑走路接地後、再浮上して、滑走路の左側端に接地、滑走路上を斜めに走行し、右側に飛び出して雪の中に突っ込んで停止した。エンジンナセル、機体下面を損傷するなど中破したが火災は発生しなかった。
 この事故で乗員11名、乗客171名、計182名は全員無事であった。
 1988年10月28日、事故調査委員会は、夜間の激しい降雪のため視程が悪く、滑走路の着陸位置を把握できなかったことが原因であるとの調査結果を公表した。


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