事故詳細

(事故No,19781001ja)

 1978年10月1日午前11時33分〜34分頃、熊本発羽田行き東亜国内航空(日本航空インターナショナルの前身)352便DC-9-41(JA8428)が大分NDB上空通過直後、後部右側ラバトリーで乗客が焼身自殺を図り火災が発生、大分空港に緊急着陸した。
 この事故で乗員6名、乗客107名、計113名のうち焼身自殺を図った乗客1名が火傷を負い、機体後部ラバトリー内部及び客室最後部の天井の一部が焼損した。
 事故機は午前11時46分に大分空港に着陸したが、火災は客室乗務員の消火作業によって午前11時40分頃に鎮火に成功していた。
 1979年2月27日、事故調査委員会は自殺を図った乗客がベンジンを機内に持ち込みラバトリーの床に散布して点火した旨の報告書を公表した。


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