1965年12月25日午後1時過ぎ、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコ発同国ハワイ州ホノルル経由羽田行きの日本航空(日本航空インターナショナルの前身)DC-8-33(JA8006)がサンフランシスコ空港を離陸約3分後、高度約4500ftを上昇中に第1エンジンが爆発炎上し、対岸のオークランド空港に緊急着陸した。
乗員乗客は全員無事であった。
エンジンの爆発により、油圧系統に損傷を受け、フラップも通常の半分しか使えなくなった事故機は高速で滑走路に接地し、ブレーキを最大限に使用してオーバーランを回避した。エンジン爆発から緊急着陸までわずか9分の出来事であった。
CAB(NTSBの前身)は、事故原因について、エンジンのオーバーホールの際に低圧圧縮機のトルクリングの取り付け方が悪かったために、エンジンが分解して爆発したものと発表した。
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著者名 | 書 名 | 出版社 | 刊行年 | 頁 数 |
柳田邦男 | 新潮文庫 | 1986年 | 367頁〜369頁 | |
柳田邦男 | 新潮文庫 | 1986年 | 463頁〜465頁 |