気になっていた映画の題名
- やっとわかりました
バーチャル・ウォーズ
1992年アメリカ ニューラインシネマ
原作/スティーブン・キング(芝刈り機の男)
監督/ブレット・レオナード
出演/ピアース・プロスナン
ジェフ・フェイヒー
ジェニー・ライト
ジェレミー・スレート
この映画は実は深夜にテレビで何気なくみていて
とても印象に残っていたドラマで最近やっとタイトルがわかりましたので
内容を調査してみました。
主役は
ローレンス博士(ピアース・ブロスナン(現007))と
精神遅滞者から博士によって超人化した青年ジョーブ(ジェフ・フェイヒー)
原作は、数ページの短編SF「芝刈り機の男」だが、
同じなのは主役が頭の弱い芝刈りを仕事とする男って言うだけで全く違った物語。
仮想現実によって知能が飛躍的に高められ、
更に、コンピューターネットワークを自在に行き来できる人間へと進化する。
CGを多用したその映像には目を見張る。
- 特に、後半になると途端にヒートアップし目が離せなくなる。
- 最後には人間が粒子状になって分散する場面は実に見ものだ。
また、ラストで冷徹なジョーブが己の危機にも関わらず恩人である博士を助けるのも
何故がホットする。
次回の続作の匂いとしての電話にはどきっとさせられる。
日本での評価は良くないがアメリカでは受けたのか続編2・3が登場。
僕は支離滅裂だが娯楽性が高く、理屈抜きで楽しめた。
主な粗筋
サイバーテック研究所では、工学博士ローレンス・アンジェロ(ピアース・プロスナン)がVR装置を使ってチンパンジーの知能を強化する実験が行なわれていた。 だが実際には、研究所のバックにある組織「ショップ」の手により戦闘用プログラムが使用され、チンパンジーは殺人兵器と化して脱走、射殺される。
「ショップ」の横暴に嫌気が差したローレンス博士は、研究所を辞めて近所の精神遅滞者の青年ジョーブ(ジェフ・フェイヒー)に麻薬を与え、VR装置を「おもちゃだよ」と言って与え、精神の治療を試みる。 ジョーブは心優しい青年だが、マッキーン神父(ジェレミー・スレート)にこき使われ芝刈り機をいつも持っていた。
実験の成果は上々で、通常の30倍のスピードで回復するジョーブ。 精悍な顔つきになり、通常の人間よりも遥かに進んだ頭脳を持つに至ったジョーブは、徐々に戦闘的な人格を併せ持つ様になる。 実はジョーブに与えていた麻薬が、何時の間にかチンパンジーに与えていた戦闘用プログラムにすりかえられていたのだ。 とうとうジョーブは人の心を読み、遠隔地から手も触れずに人間を抹殺する能力すら身につけてしまうのだった。
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