2014/5/18
THE LONG HOURS BETWEEN SUNSET AND MORNING / THE IDYLLISTS
( 2009 / TALKING BIRD / CD )




前回レビューからの続き。
個人的には、Tender Idols は遅れてきたブリットポップの秘宝だったわけですが
ボーカル兼ギターのイアンは新しいバンドを組んでたわけなんですね。
(今年知りました。)

今のところアルバムは3枚出ていまして
全レビューも考えましたが
突出したこの1stアルバムのみにしておきます。

前バンドはブリットポップ・スタイルでしたが
このバンドはギターポップにチェンジしています。
「モータウン調とスミス」
そんな感じです。
(C86的ではありません)

まず宣言ですが
100点満点あげちゃいます。
ド・ポップです。
最高です。

前バンド同様の小技もバッチリ。
後半、歌メロを変えたりは当たり前。

鍵盤も良いアクセント出してます!
好き過ぎる。

全曲好きなの前提に読んで下され。
1曲目 ' You're Gonna Break My Heart Someday ' 〜2曲目 ' I Coundn't Help It '
イントロから名曲間違いなしのハッピー・ソング。
(すでにレベル高い。)

3曲目 ' Lucky Stars ' で最初のピーク。
誰もが好きな感じですよね?

4、5曲目の小品(良いですよ)を通過すると
6曲目 ' One True Love ' は ' This Charming Man ' のリフです。(笑)

気持ちいい〜。
ここ迄で、取れ高充分ですが
ここから一気に加速します。


続く7曲目 ' You & Me '
ハーモニカと共に疾走するアコギ。
ストレートだなと思ってるとサビで沈む。
ああ、もう判っててもダメや〜。
名曲過ぎる。

8曲目 ' The Long Way ' はパッパラ・モータウン。
9曲目 ' It's Not Easy To Be Loved '
ドラムの入るまでのセンス。
なかなか出せない味なんだわな。

もうお腹一杯なのに
10曲目 ' Give Me What I Need The Most '
もう何なん?っていうくらい名曲。
いやあ痺れる。

ラストも勿論手を抜きません。
' A Different Weather '
サビのメロディーがやっぱり普通じゃないわ。


久し振りに、全身全霊でオススメです。


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