2007/9/3
POPKISS / BLUEBOY
( 1992 / SARAH / 7' )
「バカヤローーーーーー!」
今までは普通に石投げてるジャケでしたが
今日ばかりは一緒にそう叫ばずに入られない・・・・。
サラ中期の看板を背負ったといえる
ブルーボーイのフロントマン Keith Girdler氏が、今年5月に3年にわたる癌との闘病生活を終え
他界致しました。
心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
追悼の意味も兼ねまして
僕が思うブルーボーイをちょっと書き連ねたいなと。
(僕なんかが書くのは本来おかしい気もしますが。)
僕の記憶違いなのかもしれませんが
当時一番最初に聴いたのがこのシングルでした。>ハーヴェイ・ウィリアムス参加してます。
(カタログナンバーは ' Clearer ' シングルの方が先ですね。)
ただ、このタイトル曲は
(後にファーストアルバムの日本盤タイトルにも引用されることになり、日本人には想い出深いはず。)
彼等の中では、やや異色な曲だと思われ
サビでの性急なギターなんかは
こりゃ弱々しいライドなのか?と思ったモンでした。(笑)
(ただし輸入盤には未収録です。)
しかし他の曲はというと
(それほど違うわけでもないんですけど)
それこそ ' Clearer ' なギター中心の
とてもブリストルの曇り空から出てきたとは思えない
透明感あふれる楽曲ばかりで
(個人的にはフェルトや4ADのバンドなんかも思い起させつつ)
正直これほど透明感のあるバンドってそうはいないと思う。
全般的にサラの初期グループと比べて
(比べちゃいかんね。)
曲が弱いなあという印象で
当時、一部の曲を除いては熱心に聴いては無かったのですが
来日公演も見に行きました。
やはり、かなり地味な感じでしたが
エエ声しとるなあとか思いましたね。
コンサート終了後、ギター一本でやったセックス・ピストルズの曲。
忘れません。
(ココに当時のギターポップバンドの気概を感じたモンです。)
今書きながらアルバム ' if wishes were here ' 聴いていますが
ちょっとダメ・・・泣けてきます。
Feverfew , Arabesque , Beaumont , Snowdrops , Lovejoy・・・・
あらためてお疲れ様でした。
ポップキッスはもうおしまい・・・・。
おしまいじゃねーよ。