黐木舎


平成12年(2000年)
12月






12月17日(日)雨
16日石鍋・今中両女史を迎えての、のびのび関西地区忘年会が在るとのこと南まで行く。
このところ私は大阪市内に行くときは自転車と決めている。
理由
1.酒を飲んでも飲酒運転で捕まらない。(お酒を飲んで乗っていません平成21年(2009)/12/16記)
2.健康のため。
3.帰り多額のタクシー料金を払わなくても良い。
4.自転車を運転士ながら、色々と考えることが出来る。(本当は危険だけど)
5.色々な発見が在る。(先日寺田町にて切り子ガラス工房を見付けた。)
これらの理由による。
冬の寒いときに自転車に乗るなんてと時折云われるが、それなりの防寒具をすれば決して寒くはない。
汗が出て暑いくらいである。
夏も走っている間は風に吹かれて涼しい。
6時に南の鹿鳴館の喫茶店に集合と言うことなので、家を4時30分に出た。
大和川を渡るとき太陽も西の空に沈み掛けていた。

新行基橋 大和川

猪熊さんと石鍋さん今中さん八野さんそうして、中村達也と合流。
計6名で玄妙庵に行く。
その日は1週間早いクリスマスパーティーで女性2人のソウルミュージックのライブがあった。

 

 
『HOME COMING』女の子二人

石鍋様を始め皆様楽しかったでしょうか。
本当はもっと他の計画を立てていたのですが、それは次の計画にします。
次回を期待してください。

のびのび関西支部のメンバー
今中様・猪熊様・石鍋様(これこれ石鍋様の肩に手を回しているのは誰だ)

私は又一人深夜の道を実家に向けてひた走り。

深夜の街道

何か一人よく飲んでよく喋ったような気がする。(皆様ごめんなさい)
これに懲りず、付き合ってください。


12月9日(土)晴れ
このところ「イチハラヒロコ恋みくじ」のページを更新する機会に恵まれない。と云っても、恋みくじが引かれてない訳ではない。
引かれてはいるのだが、その場に私が立ち会う機会がないのである。
他のものが立ち会っているので、動向が掴めないだけである。
最近このみくじについての問い合わせがあちらこちらから来る。
それも神社関係ではなく、企業関係からである。
神社関係以外にこのみくじを置くことに対して、イチハラヒロコの作品として美術関係に置くことは、私として構わないと思っている。
今問い合わせのあるのは、企業である。
これもバレンタインデー絡みである。
この行事、日本に置いては余り宗教性があるとは思えない。
しかし、その様なとき「イチハラヒロコ恋みくじ」を引くことによって、若者が一喜一憂するのなら良いかと思っている。
個人的に私の大好きなイチハラヒロコの作品が、どの様な形であれ若者に浸透していくのは素晴らしいことである。
今東京の青山のナディッフに「イチハラヒロコ恋みくじ」が在る。
なんだか結構楽しくやっているようだ。
そこへ私の知人がみくじを引きに行ったそうだ。
そうして彼曰く、やはり布忍神社で引く方が良いと云ってくれた。
彼は布忍神社とナディッフと両方で引き、比較出来たからその様に云ったのであろう。
彼のその言葉を聞けたことに大変私は嬉しく思う。
何故なら彼は神社以外で「イチハラヒロコ恋みくじ」を引くことによって、より以上に神の存在を感じたからである。
神社に於いて「イチハラヒロコ恋みくじ」は神の言葉であると共に、彼女の作品である。
神社以外でこのみくじを引いても、彼女の作品であると共に、少しでも神の言葉となれば素晴らしい事だと思っている。


11月7日(木)晴れ
昨日、今年の観月祭にジャズ演奏を奉納して下さった森英紀さんが、演奏のために大阪に来てのを良いことに南でささやかなる忘年会をしました。
午後7時に南の喫茶店鹿鳴館にて皆様と待ち合わせする。
鹿鳴館は私の大好きな喫茶店の一つ。そこでギネスビールを飲む。美味しかった。
何分にも家から約45分掛けて自転車で南までやって来たのだからのどが渇いていた。
そこへ森さんと妹さんがやってきた。そうして森さんの高校の時の同級生が合流。飛騨高山の地ビールを3本飲む。
それでは宴会にしようと、九志焼亭に行くが客で一杯。おやじの店「いづも」に行こうと電話するがそこも客で一杯。
おやじの店一階は7人しか入れない、2階は10人かな。しかし、2階はその時予約のために駄目。
仕方なく日本橋の「鳥鹿」に行く。本当はこの店に始めから行こうと思っていたのだが、何となく行きにくかった。
何故かというと、私の姻戚関係の店で無理を掛けるようで何時も躊躇してしまう。
鳥鹿は元々料亭で、一見様は入れないし、私達の身分で行けるような店では無かったが、15年ほど前から隣に安くて美味しい鳥料の食べられる店ができたので時折私も利用する。
一階はカウンターで二階はテーブルに成っているのである。大変庶民的な店で子供達も時折利用しているようだ。
入り口を入ると相も変わらず混んでいた。運良く知り合いの姿もなく二階へと上がる。
そこで私達は鍋料理を食べることにした。
「鴨鍋をしましょうか」と言うと、森さん始め皆様も同意した。
私は今まで鴨鍋は食べたことがない。こんな時の気分は最高である。

鴨鍋 鴨鍋を前に

本当に美味しかった。
鴨鍋がこんなに美味しいとは思わなかった。
一体どれぐらいのお酒を飲んで、森様を始め妹さん、そうして大変芸達者な友人(ナニワの坂上治郎)と物静かな友人五人は飲みに飲んで食べに食べた。
最後に雑炊をしようと思ったときに、下から店長が上がってきた。
とうとう見つかってしまったのである。
店長自ら雑炊を作って下さった。

これから二次会と玄妙庵に行く。
此処でまた飲む。
ウイスキー二本は開けた。
コウイチロウ君遅くまでゴメン。
何故かお母さんの時から居心地良く長居してしまい迷惑掛けますね。

イチハラヒロコのこの作品の前で女性と一緒に写真を取ると何故かエロ親父に見えるね。
困ったものだ。

楽しい忘年会を過ごしました。
自転車で帰るともう3時になっていた。
今日の朝は起きづらかったね。
久しぶりの二日酔いだった。
不良親父娘に朝叱られる。ゴメン。

午後には西田画廊の西田さんが来る。
12月31日1日〜5日までの近鉄百貨店アベノ店の「EMA(絵馬)1価12分の1」の準備のため絵馬の仕分けをする。
夕方やっと終わる。
その頃だろうか、やっと体からアルコール気が無くなった。


12月5日(火)晴れ
今日の朝は冷え込みは厳しかったです。
昨日氏子のお嬢さんに赤ちゃんが産まれた。
この家の子供の名前は、総て私が命名している。
名前を命名するというのは疲れるが、それなりに楽しいことも事実だ。
何度も何度も両親の相談し、お互いが納得して付けるように心がけている。
これにしなさいと言う押しつけた命名は何故か嫌いだし、最後は両親が子供の名前を選択するということが大切だと、私は思っているからだ。
しかし、命名をすると言うことは難しい。
最近、命名に関する本が沢山出ている。
これなどを読むと名前など付くわけがない。
私は自分なりに何故此の名前を付けるに至ったかを、重要視するようにしている。
子供が大きくなり、自分お名前に愛着心を持ってもらいたいからである。
このところ男子の名前は、昔の名前に帰っているが、只単に画数を見て漢字を当てはめた難しい名前が多い。
女子は、ひらがなの名前が多くなった。これはテレビの芸能人の影響が多いのだろう。しかし男子と同じように、画数を当てはめた見た目重視の名前が多いことも確かで、そうして何故か女子の名前に「子」が付かない。
だから名前の中性化が進んでいる。名前だけ見ると、男子か女子か分からない。
これも時代かと思われるのである。
私は命名の条件として、誰しもが読める名前。書きやすい名前を基本に考えるが、このところワープロで打ってもすぐ出る名前も考えてしまうのは必要かと考えてしまう。