こんにちは、院長の朝倉信行です。
僕は宝塚市で生まれて宝塚市でのんびりと育ちました。昔のビデオを見ていると自分がとても大切に育てられたのがよくわかります。ありがたいことです。
僕が治療家というか「人の痛みをなんとかしたい」と思いたったのは、とても小さな頃に父親の肩を揉んでいたからじゃないかと思います。父親の肩は硬くて硬くて子供の手で揉むのは大変なんですが、がんばって揉んだらありがとうと言ってお小遣いがもらえました。いえ、お小遣いはもちろんうれしいのですが、一番うれしかったのはありがとうと喜んでもらえるからです。だから僕は患者さん達に喜んでもらいたくて治療家をやっています。
真似事ではなくてちゃんと治せるようになりたいと思うこともありました。それは僕の祖父、おじいちゃんと呼んでいました。そのおじいちゃんが倒れ、ガンだとわかってだんだん弱っていった時に「自分はなにもできないのだな」と実感してしまったからです。だからといって医師になるほど学力がない自分にできることはなんだろうか?と考えたどり着いたのが治療家だったのです。
大学生で二十歳の時、ある有名な治療家の先生に弟子入りしたのですが、その時考えていたのが、「一つの技を身につけるというのは10年かかると聞いたことがある。じゃあ自分は三十歳になる年に一人立ちをしよう」ということでした。先生に訓練をつけてもらいながら、大学に行き、大学を卒業したら治療家の学校に入学しました。また、逆瀬川にある治療院の先生のところで働かせてもらいながら治療院の仕事をすることでたくさんの人に喜んでもらえるのだなと改めて気付かされました。そんなこんなで国家試験も一発で合格し、ついに自分で立つことができると治療院を開業する準備を始めたのです。そのとき自分は二十九歳、開業した6月にちょうど三十歳になったのでした。
のぶ治療院では、痛みを消して、体の内と外のバランスを整える治療を行います。でも体だけでなく患者さん達が心から喜んで笑ってもらえる治療をしたいと思っています。
もっともっとがんばってのぶ治療院を良い治療院にしてみせます。どうかよろしくお願いします。
2010年6月 院長 朝倉信行
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