ようこそ、山根はり灸整骨院を見ていただきありがとうございます。
院長は医療人(薬剤師、鍼灸師、柔道整復師)として40年以上の経験があります。
梨状筋症候群は、お尻の深いところにある梨状筋という筋肉が、坐骨神経を圧迫することで起こる病気です。
原因
梨状筋が坐骨神経を圧迫する原因は様々ですが、主なものとしては以下のものがあります。
症状
梨状筋症候群の主な症状は、お尻の痛みと、坐骨神経に沿った痛みやしびれです。具体的には以下のような症状が現れることがあります。
症状が坐骨神経痛と似ているため、区別が難しいこともあります
梨状筋が打撲や捻挫などで損傷を受けることで発症します。
損傷したお尻の筋肉(梨状筋)が緊張することで坐骨神経を圧迫します。
それにより坐骨神経痛に似た症状が出現します。
腰の検査で異常がないのに坐骨神経痛が出ています。
臀部の痛み、下肢の痛み、痺れが現れます。
下の図は梨状筋と坐骨神経(黄色)の走行です。
解剖学的に一番多いのは左の梨状筋と坐骨神経が分離しているタイプです。
右のように梨状筋の中に坐骨神経の一部が通っている人もおられます。
右タイプは左のタイプに比べて解剖学的に発生しやすく。
いろいろな原因で梨状筋が異常に緊張して坐骨神経を圧迫して臀部症状や坐骨神経痛を引き起こします。
梨状筋症候群に対する当院の施術は
鍼灸療法+レーザー療法+ソーマダイン療法+整体で対応します。
鍼灸療法
梨状筋症候群に対する鍼灸治療は、症状の緩和や改善に効果が期待できるとされています。
鍼灸治療の主な目的と効果
治療法
鍼灸治療では、お尻の梨状筋だけでなく、関連する腰や下肢の筋肉、股関節周りのツボなどを選んで施術を行います。
治療期間と頻度
治療期間や頻度は、症状の程度や個人の反応によって異なります。
頭針療法・耳針療法・電針療法・平衡針法・生物全息針法・腕踝針法・クロス刺針法・そりかえし針法・阻力針法など
色々な針法がありますが患者様の体質や病態を診て針法やパルスの種類(微弱電流など)の選択をします。
血行を促進のためマイクロ波などの理学療法を使用することもあります。
頭針療法 坐骨神経に関係ある部位に施術します。
頭鍼療法とは
頭鍼療法は、頭皮の特定の部位に鍼を刺すことで、脳の機能を調整し、様々な疾患や症状の改善を目指す治療法です。
脳の各部位が体の特定の機能や部位と関連していると考えられており、その関連に基づいて頭皮のツボが選ばれます。
耳介療法 腰部・臀部に関係する部位に施術します。
梨状筋の緊張した筋肉を緩めることにより坐骨神経痛の症状を改善させます。
中国の文献などでG6805-2の電気針を使用する治験があります。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。
レーザー療法
梨状筋症候群に対するレーザー照射は、いくつかの種類があり、目的や効果が異なります。
1. 低出力レーザー治療(LLLT: Low Level Laser Therapy)
1)安全で無痛のレーザー治療
トリガーポイント照射・腰神経レーザー照射・坐骨神経照射・大腿神経照射・外側大腿皮神経照射
副作用はありません。鍼灸にはない効果もあります。
レーザーは無痛です。
特殊レーザー療法
梨状筋症候群は梨状筋部に障害があります。
しかしこの療法はあえて梨状筋部に直接レーザーを当てない不思議な療法です。
手・頭にレーザーを照射することで梨状筋部の痛みを緩和する療法です。
この療法のみで梨状筋の痛みが大幅に軽減する方がおられます。
鍼灸療法にはない効果があります。
この療法を実施しているところは全国的に少ないと思います。
写真は腰痛の照射ですが、梨状筋を緩める照射もあります。
(腰痛の特殊レーザー療法)
(腰痛の特殊レーザー療法)
(腰痛の特殊レーザー療法)
当院は腰の痛みを和らげる特殊なレーザーをします。
痛みのある腰にはレーザーを照射しないで遠隔部の反射領域に照射します。
これにより腰の筋肉の改善をはかります。
ソーマダイン療法
ソーマダインは、体の細胞組織が損傷した際に流れる微弱な電流を人工的に作り出し、患部に流すことで、以下のような効果が期待されています。
これらの効果は、梨状筋症候群の症状である痛みや筋肉の緊張の緩和に役立つ可能性があります。
梨状筋の緊張を緩めることを主眼に施術します。
痛みが激しい場合はアイシング、クライオセラピーをします。
臀部・大腿後面の筋肉の緊張が強く見られるときは これらを
軽減するように通電します。
大坐骨孔・梨状筋部
ハムストリング、膝下、腓腹筋なども 施術します。(鍼でする場合もあります。)
ソーマダインの初期のモデルは450万円もしていました。
今も高価な器械ですが価値があります。
漫画ソーマダイン
ソーマダイン電流が血液中に流れ、血流及びリンパの流れが改善される
ことにより3つの作用が促進されます。
①疲労物質(乳酸等)と痛みを発する物質の分解。
②鎮痛物質の生成。
③タンパク質の合成と、ATPの生成。
以上の働きにより治療期間が短縮され、痛みが軽減されます。
鎮静効果をねらってキネシオテーピングをします。
吸い玉療法(カッピング療法)
腰痛に効果があります。昔から世界中で行われている療法です。
梨状筋の血行を促進させます。
吸い玉のあとがすぐに消えない方もおられます。
吸い玉のあとが1,2週間ぐらい残る人もあれば、すぐに消える方もおられます。
(希望者のみ)
吸い玉療法(カッピング療法)は、梨状筋症候群の治療において血行促進や筋肉の緊張緩和を目的として用いられることがあります。この療法では、以下のような効果が期待されています:
血行促進: 梨状筋周辺の血流を改善し、筋肉の回復を助けます。
筋肉の緊張緩和: 筋肉の硬直を和らげ、坐骨神経への圧迫を軽減します。
痛みの軽減: 血流改善により、痛みを引き起こす物質の排出を促進します。
ただし、吸い玉療法の跡が皮膚に残ることがあり、個人差によっては1~2週間ほど消えない場合もあります。施術を受ける際は、相談し、自分の体調や症状に合った治療法を選ぶことが大切です。
WA療法 (写真はWAの施術写真です)
写真以外に腰や足の緊張緩める施術があります。
その他 鍼灸・レーザー・ソーマダインの施術は単独でも効果が十分期待できる療法です。
患者さんの状態によりさらに他の治療法も検討します。
マイクロ波療法・超音波療法・干渉波療法・SSP療法・低周波療法など
施術費 5000円(保険外診療)
お問い合わせは(075)872-2877
京都市右京区常盤下田町12-3
山根はり灸整骨院
地図
当院の院内(当院のインスタ)