山根はり灸整骨院（075）872-2877

　ようこそ、山根はり灸整骨院を見ていただきありがとうございます。

 院長は医療人（薬剤師、鍼灸師、柔道整復師）として40年以上の経験があります。

自律神経失調症

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、心身にさまざまな不調が現れる状態です。
特定の病名ではなく、症状の現れ方も人によって大きく異なります。

原因

自律神経の乱れを引き起こす原因は多岐にわたりますが、主なものとして以下のものが挙げられます。

• 精神的ストレス: 人間関係、仕事のプレッシャー、不安、悩みなど
• 身体的ストレス: 過労、睡眠不足、不規則な生活、寒暖差、騒音など
• 生活習慣の乱れ: 夜型生活、不規則な食事、運動不足、喫煙、過度の飲酒など
• ホルモンバランスの乱れ: 更年期、月経周期など
• 環境の変化: 引越し、転職、季節の変わり目など
• 体質: ストレスに弱い、虚弱体質など

これらの要因が単独で、あるいは複合的に作用して、自律神経のバランスを崩すと考えられています。

症状

自律神経失調症の症状は全身に現れ、多岐にわたります。主な症状としては以下のようなものがあります。

身体症状

• 全身倦怠感、疲労感
• めまい、立ちくらみ
• 頭痛、頭重感
• 動悸、息切れ
• 手足の冷え、しびれ
• 発汗
• のぼせ、ほてり
• 微熱
• 食欲不振、吐き気、腹痛、便秘、下痢
• 喉のつかえ感
• 肩こり、首こり、腰痛
• 耳鳴り
• 目の疲れ
• 頻尿、残尿感
• 睡眠障害（不眠、過眠、中途覚醒など）

精神症状

• イライラ、不安感
• 憂うつな気分、落ち込み
• 集中力低下
• 感情の起伏が激しい
• やる気が出ない
• 焦燥感

これらの症状は、日によって変化したり、複数の症状が同時に現れたりすることもあります。

自律神経失調症は、様々な要因が複雑に絡み合って起こるため、原因を特定しにくい場合もあります。しかし、生活習慣の見直しやストレスへの対処法を実践することで、症状の改善が期待できます。症状が続く場合は、医療機関への受診をおすすめします。

この疾患は交感神経・副交感神経のバランスが乱れた状態です。

自律神経の乱れが不定愁訴と呼ばれる色々な症状を引き起こします。

施術において自律神経のバランスを調整する必要があります。

時々自律神経失調症を精神疾患と勘違いされている方がおられます。

しかし精神疾患で自律神経が乱れている方もおられます。

当院は鍼灸+レーザー療法+耳介療法+ソーマダインで対応します。

。

当院の自律神経失調症施術の特徴まとめ
自律神経調節施術

うつ病や自律神経失調症、起立性調節障害、更年期障害、EDなどでは、自律神経の調節が必要です。

１）頭蓋骨・仙骨の調節（脳脊髄液の流れの改善）
　頭蓋骨の骨の動きが悪くなって頭痛になったり鬱になったりすることがあります。
　そのため頭蓋骨を調整します。（全く痛くなくバキバキ矯正しません）

　仙骨の裏の神経節を刺激し副交感神経システムに働きかけます。自律神経のバランス調整します。
　仙骨の調整はうつ病、ED、生理不順、不眠に期待されるところです。
　（全く痛くなくバキバキ矯正しません）

２）星状神経節近傍レーザー照射（強くなった交感神経の働きを押さえます。）

３）鍼よる経絡調整による自律神経のバランス調整

４）ソーマダインによる自律神経のバランス調整

5）耳介療法

鍼灸療法

自律神経失調症に対する鍼灸治療は、症状の緩和や体質改善に効果が期待できるとされています。

鍼灸が自律神経失調症に良いとされる理由

• 自律神経のバランス調整: 鍼やお灸の刺激は、交感神経と副交感神経のバランスを整える働きがあるとされています。特に、副交感神経を優位にすることで、心身のリラックスを促し、過緊張状態を和らげる効果が期待できます。
• 血行促進: 鍼灸の刺激は、血管を拡張させ、血行を促進する効果があります。これにより、全身の酸素や栄養の供給が改善され、内臓機能の働きを整えると考えられています。
• 筋肉の緩和: 自律神経の乱れは、首や肩、背中などの筋肉の緊張を引き起こすことがあります。鍼灸治療は、これらの筋肉の緊張を緩めることで、身体的な不快感を軽減し、自律神経の安定につながるとされています。
• 精神的な安定: 鍼灸によるリラックス効果は、精神的な不安やイライラを軽減し、心の安定をもたらす可能性があります。また、脳内の神経伝達物質の分泌を調整する働きも期待されています。
• 自然治癒力の向上: 東洋医学では、鍼灸は人が本来持つ自然治癒力を高めることで、様々な症状の改善を促すと考えられています。

鍼灸治療の実際

鍼灸治療では、患者さんの症状や体質に合わせて、全身または特定の部位にあるツボ（経穴）に鍼を刺したり、お灸で温めたりします。

• 鍼: 細い鍼を経穴に刺入することで、神経や筋肉に刺激を与え、自律神経の調整や血行促進、痛みの緩和などを促します。
• 灸: モグサという植物性の繊維を燃やし、その温熱刺激を経穴に与えることで、血行促進や免疫力の向上、冷えの改善などを促します。直接皮膚に置く方法や、間接的に温める方法などがあります。

鍼灸施術の検査
脈診（東洋医学的検査）
経絡の変動を診ます。


経絡測定器による経絡の検査
当院が長年使用している測定器です。（下の写真）
0.5Vの電圧で測定します。
経絡の異常があれば、レーザーを照射して
経絡調整をします。（良導絡ではありません。）
東洋医学的に考えると
経絡の歪が勃起不全の要因のひとつであるため
経絡の調整が必要です。

舌診（東洋医学的検査）
臓腑の異常を診ます。

病態に合わせて治療法を選択します。


中国の文献などでＧ6805-2の電気針を使用する治験があります。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。



頭針療法

自律神経失調症に対する頭鍼は、その治療法の一つとして注目されています。頭鍼（頭皮鍼）は、頭部に鍼を刺すことで、脳の機能や自律神経のバランスを整える効果が期待されています。

頭鍼が自律神経失調症に有効とされるメカニズム

• 脳血流の促進: 頭鍼は脳の血流を促進し、特に自律神経をコントロールしている脳の視床下部への血流を高める効果があると言われています。これにより、自律神経の機能が調整されやすくなります。
• 神経伝達物質の調整: 鍼刺激は、リラックスを促すセロトニンやエンドルフィンなどの神経伝達物質の分泌を促し、ストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を抑える作用があると考えられています。
• 筋緊張の緩和: 頭皮に蓄積したコリやむくみを解消することで、全身の筋緊張が軽減し、脳に伝わる不快な感覚刺激も減少します。首や肩の筋肉の緩和にもつながるとされています。
• 副交感神経の活性化: 頭鍼は、興奮を抑える副交感神経の働きをスムーズにすることで、体をリラックスさせ、心拍数や血圧の安定、消化機能の改善などにつながると期待されています。

頭鍼で改善が期待される自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は多岐にわたりますが、頭鍼によって以下のような症状の改善が期待できます。

• 不眠症: 寝つきの悪さ、夜間の目覚め、睡眠の質の改善。
• めまい: 回転性めまい、浮遊感、立ちくらみなど。
• 頭痛: 緊張型頭痛や片頭痛など、特に発作性（episodic）の頭痛。
• 倦怠感・疲労感: 慢性的なだるさや疲れの軽減。
• 目の疲れ・脳疲労: 眼精疲労や脳の疲れの改善。
• 身体の過緊張: 肩こり、首のこりなどの筋緊張の緩和。
• その他: ホルモンバランスの乱れ、血圧・心拍・呼吸・胃腸の働きの調整など。

注意点

頭鍼を含む鍼灸治療は、西洋医学的な検査では異常が見つからない自律神経失調症に対して、体の根本的なバランスを整えるアプローチとして有効であるとされています。

　　　　　　

　 耳介療法

自律神経失調症に対する耳介療法（じかいりょうほう）は、耳の特定の部位（耳介）を刺激することで、全身の様々な症状の改善を目指す治療法です。これは、耳には全身の器官や機能に対応する「ツボ」や反射区が存在するという考えに基づいています。

耳介療法が自律神経失調症に良いとされる理由

• 自律神経系の調整: 耳には、自律神経系と密接に関連するツボが多く存在すると言われています。これらのツボを刺激することで、交感神経と副交感神経のバランスを整え、心身のリラックスを促す効果が期待できます。
• ストレス軽減: 特定の耳のツボは、ストレス反応を緩和し、精神的な安定をもたらすと考えられています。
• 内臓機能の調整: 自律神経の乱れは、消化器系の不調など、様々な内臓機能の低下を引き起こすことがあります。耳介療法は、これらの内臓に対応するツボを刺激することで、機能の改善を促す可能性があります。
• 血行促進: 耳の刺激は、周辺の血行を促進し、それが全身の血流改善にもつながると考えられています。血流が良くなることで、自律神経の働きも整いやすくなります。

耳介療法の実際

耳介療法には、以下のような方法があります。

• 耳鍼（じしん）: 極めて細い鍼を耳のツボに刺入する方法です。
• 耳ツボシール: 小さな金属粒や種子などをテープで耳のツボに貼り付け、持続的に刺激する方法です。
• 耳マッサージ: 手や器具を使って、耳全体や特定のツボをマッサージする方法です。
• 電気刺激: 専用の機器を用いて、微弱な電流を耳のツボに流す方法（オリキュロセラピーなど）もあります。

自律神経失調症によく用いられる耳のツボの例

• 神門（しんもん）: ストレス緩和、精神安定、自律神経調整に良いとされる代表的なツボです。耳の上部にあります。
• 心（しん）: 不安、動悸、不眠などに良いとされます。耳の穴の近くにあります。
• 肝（かん）: イライラ、怒り、目の疲れなどに良いとされます。耳のやや内側にあります。
• 脾（ひ）: 消化不良、食欲不振、倦怠感などに良いとされます。耳の中央やや下にあります。
• 腎（じん）: 冷え、むくみ、疲労感などに良いとされます。耳たぶの上部にあります。

　当院では左耳に耳専用のパルスをを使用することもあります。
　　迷走神経に働きかけ不眠にも効果があります。

自律神経失調症に対する左耳電気パルスの可能性

左耳への電気パルスによる迷走神経刺激は、以下のメカニズムを通じて自律神経失調症の症状緩和に役立つ可能性が示唆されています。

• 副交感神経の活性化: 迷走神経を刺激することで、副交感神経の活動を高め、心拍数の安定化、消化機能の改善、リラックス効果などを促すと考えられます。
• 炎症の抑制: 研究によっては、迷走神経刺激が炎症性サイトカインの放出を抑制する可能性が示唆されており、慢性的な炎症が関与する自律神経失調症の症状に有効かもしれません。
• 脳機能への影響: 迷走神経は脳とも密接に繋がっており、刺激が脳内の神経伝達物質のバランスを調整し、気分や不安感を改善する可能性も考えられています。

現状

迷走神経と自律神経失調症

迷走神経は、脳幹から出て全身の内臓器官に分布する非常に重要な神経であり、副交感神経系の主要な構成要素です。自律神経のバランスを調整する上で重要な役割を果たしており、自律神経失調症との関連も深く研究されています。

耳のツボは探索器を使用します。反応点に施術します。
反応点は臓腑などの機能低下の時に現れます。

　
1）安全で無痛のレーザー治療

自律神経失調症に対する星状神経節近傍レーザー照射は、近年注目されている治療法の一つです。

星状神経節とは

星状神経節は、首の付け根付近、鎖骨のすぐ上にある交感神経の集まりです。自律神経系のうち、主に体を活動的にする交感神経の情報伝達において重要な役割を果たしています。

星状神経節近傍レーザー照射のメカニズム

この治療法では、皮膚の上からレーザー光を照射し、星状神経節の周辺組織に作用させます。具体的なメカニズムは完全には解明されていませんが、以下の効果が期待されています。

• 交感神経の活動抑制: レーザー照射により、過剰に興奮した交感神経の活動を鎮め、副交感神経とのバランスを整えると考えられています。
• 血流改善: レーザーの温熱効果や生体刺激効果により、局所の血流が改善され、全身の血行促進にも繋がる可能性があります。
• 炎症の抑制: レーザーには抗炎症作用があるとも言われており、自律神経失調症に伴う炎症症状の緩和に役立つ可能性があります。
• 痛みの緩和: 神経の興奮を抑えることで、様々な痛みの軽減効果が期待できます。

自律神経失調症への効果

星状神経節近傍レーザー照射は、自律神経の乱れによって引き起こされる様々な症状に対して効果が期待されています。具体的には以下のような症状の緩和が報告されています。

• 全身倦怠感、疲労感
• めまい、立ちくらみ
• 頭痛、肩こり、首こり
• 動悸、息切れ
• 不眠
• 冷え性
• 消化器系の不調（便秘、下痢など）
• 不安感、イライラ

治療の実際

• 治療は 仰向けに寝た状態で、首の特定の部位にレーザー照射器を数分間当てるだけです。
• 痛みや熱感はほとんどなく、 安全なな治療法とされています。
• 治療頻度は医療機関によって異なりますが、週に1〜2回程度の照射を数週間〜数ヶ月継続することが一般的です。

全身の倦怠感や頭痛にも対応できます。

レーザーは無痛です。




星状神経節近傍レーザー照射は交感神経の過緊張状態を改善する効果があります。
交感神経の緊張を緩めることで疾病から派生する症状の改善を促します。




2）ソーマダイン：

ソーマダインとは

ソーマダインは、**微弱な電流（マイクロカレント）**を体に通電することで、生体内の細胞レベルに働きかけ、様々な効果をもたらすとされる医療機器です。本来、筋肉や神経の修復促進、痛みの緩和などを目的として使用されてきました。

自律神経失調症への応用の可能性

近年、この微弱電流が自律神経の調整にも役立つのではないかという考え方が出てきています。そのメカニズムとしては、以下のようなものが考えられています。

• 細胞の活性化: 微弱な電流が細胞膜のイオンバランスを整え、細胞の代謝活動を活発にすることで、組織の修復や機能改善を促す可能性があります。これが、自律神経系の細胞にも良い影響を与えると考えられています。
• 血流促進: 微弱電流による刺激が、血管を拡張させ、血流を改善する効果が期待できます。血行が促進されることで、自律神経系の働きに必要な酸素や栄養が十分に供給されやすくなる可能性があります。
• 痛みの緩和: 微弱電流には、痛みを伝える神経の活動を抑制したり、痛みを和らげる物質の分泌を促したりする作用があると言われています。自律神経失調症に伴う様々な身体的な痛みの緩和に繋がる可能性があります。
• リラクゼーション効果: 微弱な刺激が、心身のリラックスを促し、精神的な緊張を和らげる効果が期待されています。

治療の実際

ソーマダインを用いた治療では、通常、体に複数の電極を装着し、そこから微弱な電流を流します。

• 痛みはほとんど感じない: 流れる電流は非常に微弱なため、電気的な刺激をほとんど感じることはありません。
• 治療時間: 治療時間は症状や機器の設定によって異なりますが、数十分程度であることが一般的です。
• 治療頻度: 治療頻度も症状によって異なりますが、継続的に行うことで効果が期待される場合があります。

　微弱電流ですので無痛に近く気持ちがよくて寝てしまう方もおられます。
　痛みの軽減や運動制限の改善に効果を発揮します。
　ソーマダインの初期タイプは450万円もしました。
　今も高額医療機器ですがそれだけの価値のある器械です。
　

　ソーマダイン

脳がストレスを感じているときの脳は図のように13Ｈｚ以上のベーター波が出ています。
この状態を改善するため
ソーマダインでは全身のリラックスのために四肢に通電することがあります。
無痛で気持ちがいいです。寝てしまう方もおられます。


漫画ソーマダイン



地図



施術費5000円

波動エネルギーによるヒーリング（追加料金500～1000）。

波動エネルギーを当てることで患者さん自身の体・経絡・内臓の歪を調整する療法です。
治療自体刺激が少なく鍼の苦手な方や更に効果を高めたい方にお勧めです。
例えば上腕二頭筋は466-468Ｈｚの波に　共振しやすく
経絡の腎経にも１２０Ｆ/minuteの固有の振動数があるといわれています。
内臓や神経にも同様に固有の波長があります。
波動エネルギーで共振させて活性化する方法です。
鍼灸とは全く異なった効果があります。
個人差はありますが施術直後　気分が爽快になる方もおられます。

暗示療法や宗教的なヒーリングではありません。

詳しくは当院にて説明します。

参考　

精神の経絡（波動エネルギーの施術）

経絡は中国医学の重要な気血（エネルギー）の流れです。
経絡は内臓や精神・筋肉などに接続しています。
エネルギーの流れやエネルギーの過不足乱れが精神に影響していると考えています。
精神疾患でよく乱れる経絡（一部）は
肝経絡は怒り
腎経絡は恐れ・不安と関係があります。

エネルギー不足の経絡に波動をあて経絡の流れを調整します。
個人差がありますが足の裏が温かくなったり、目が明るく感じたりする方もおられます。

この経絡への波動エネルギーのヒールングの特徴
どこの経絡に異常があるか患者さん自身にも確認できます。
鍼の場合　脈診など施術者にしか確認がとれません。
経絡の異常で経絡に関係ある筋肉に変異がみられます。
施術後（波動エネルギーを放出後）その筋肉が正常に働けば効果の確認はできます。
ビフォー・アフターがわかりやすいです。

　　

京都市右京区常盤下田町12-3　山根はり灸整骨院
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