山根はり灸整骨院

ようこそ、山根はり灸整骨院を見ていただきありがとうございます

 院長は医療人(薬剤師、鍼灸師、柔道整復師)として40年以上の経験があります。



 

不眠症(非器質性不眠症)
                                          

非器質性不眠症は、明らかな身体疾患や精神疾患が原因ではない不眠症を指します。以前は「原発性不眠症」とも呼ばれていました。

非器質性不眠症の原因

その根本的な原因は完全には解明されていませんが、心理的、行動的、環境的な要因が複雑に絡み合って発症すると考えられています。主な要因としては以下のものが挙げられます。

非器質性不眠症の症状

非器質性不眠症の症状は、他の不眠症と同様に、睡眠に関する問題と日中の影響に分けられます。

これらの症状が慢性的に続く場合、非器質性不眠症の可能性が考えられます。自己判断せずに、睡眠専門医や心療内科を受診し、適切な診断と治療を受けることが大切です。



不眠症は他の疾患(精神疾患など)に伴って起こることが多いです。

他の疾患が不明でも東洋医学的分析で不眠症の施術は可能です。

当院は不眠症に対して鍼灸+レーザー療法+ソーマダインで対応します。

最近の施術 80代の男性 睡眠剤を服用しても寝れない日が3日続く 1回目の施術で改善

1)鍼灸療法

非器質性不眠症に対する鍼灸治療は、症状の緩和や睡眠の質の改善に効果が期待できるとされています。

鍼灸治療が非器質性不眠症に有効と考えられるメカニズム

東洋医学では、不眠は心身のバランスの乱れ、特に気・血・津液(体内の水分)の不足や滞り、五臓六腑の機能失調などが原因と考えられます。鍼灸治療は、これらのバランスを整え、自然治癒力を高めることで不眠の改善を目指します。

西洋医学的な観点からも、鍼灸の以下のような作用が不眠に効果をもたらすと考えられています。

非器質性不眠症に対する鍼灸治療

鍼灸院では、患者さんの体質や症状、不眠のタイプなどを詳しく問診し、脈診や舌診などの東洋医学的な診断に基づいて治療方針を決定します。

治療では、主に以下のようなツボが用いられることがあります。

これらのツボを中心に、患者さんの状態に合わせて全身のツボを組み合わせて鍼やお灸で刺激します。

治療効果と注意点

鍼灸治療の効果には個人差があり、すぐに効果を実感できる方もいれば、数回の治療を重ねるうちに徐々に効果が現れる方もいます。

非器質性不眠症の場合、生活習慣の改善(睡眠衛生の指導)と並行して鍼灸治療を行うことで、より効果が期待できます。

もしあなたが非器質性不眠症でお悩みでしたら、鍼灸治療を検討するのも一つの選択肢となるでしょう。


鍼灸施術の検査
脈診(東洋医学的検査)

経絡の変動を診ます。


経絡測定器による経絡の検査
当院が長年使用している測定器です。(下の写真)
0.5Vの電圧で測定します。
経絡の異常があれば、レーザーを照射して
経絡調整をします。(良導絡ではありません。)
東洋医学的に考えると
経絡の歪が不眠症の要因のひとつであるため
経絡の調整が必要です。


舌診(東洋医学的検査)
臓腑の異常を診ます。

病態に合わせて治療法を選択します。


  頭針療法 脳の機能改善に関係する部位に施術します。
    

  耳介療法 脳の機能改善に関係する部位に施術します。

非器質性不眠症に対する耳介療法(じかいりょうほう)は、耳の特定の部位を刺激することで、全身の不調を改善しようとする治療法の一つです。鍼や小さな金属粒、磁気などを耳のツボに貼ったり、マッサージしたりする方法があります。

耳介療法が非器質性不眠症に有効と考えられるメカニズム

耳には全身の各器官や機能に対応する「反射区」や「ツボ」が集まっていると考えられています。非器質性不眠症に対して耳介療法がどのように作用するかについては、以下の点が考えられています。

非器質性不眠症に対する耳介療法の実際

耳介療法は、鍼灸院や整体院、一部の医療機関などで受けることができます。また、市販の耳つぼシールなどを利用して、自宅で行うことも可能です。

治療では、一般的に以下の部位やツボが用いられることがあります。

施術者は、患者さんの状態や不眠のタイプに合わせて、これらのツボや反射区を単独または組み合わせて刺激します。


耳のツボは探索器を使用します。反応点に施術します。
反応点は臓腑などの機能低下の時に現れます。

  不眠の関連ある臓腑のツボに(背中部・腹部)施術します。
  手足のツボで経絡の流れを整えます。

非器質性不眠症に対する左耳への電気パルスを用いた治療法は、**経皮的迷走神経電気刺激(taVNS: transcutaneous auricular vagus nerve stimulation)**と呼ばれる可能性があります。迷走神経は、自律神経系の主要な神経であり、耳の特定の部位(主に耳介の耳甲介艇)に分布しています。

経皮的迷走神経電気刺激(taVNS)のメカニズム

taVNSは、皮膚を通して耳介の迷走神経を低強度の電気パルスで刺激する治療法です。この刺激が脳に伝わり、以下のような効果をもたらすと考えられています。

非器質性不眠症への効果に関する研究

非器質性不眠症に対するtaVNSの効果については、まだ研究段階であり、確立された治療法とは言えません。 しかし、いくつかの予備的な研究や臨床試験では、有望な結果も報告されています。

ただし、これらの研究はサンプルサイズが小さかったり、プラセボ対照試験が十分に行われていなかったりするなど、限界がある場合もあります。より大規模で厳密な研究による検証が必要です。

左耳への刺激に特化した理由

迷走神経は左右に存在しますが、taVNSでは一般的に左耳の耳甲介艇が刺激部位として用いられることが多いです。これは、右側の迷走神経が心臓の機能に比較的強く影響を与える可能性があるため、安全性を考慮して左側が選ばれる傾向があると考えられています。ただし、左右の効果の違いについては、まだ明確な結論は出ていません。



中国の文献などに不眠症にG6805-2の電気針を使用する治験があります。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。



2)安全で無痛のレーザー治療

非器質性不眠症に対する星状神経節近傍レーザー照射療法は、一部の医療機関で試みられており、研究も進められています。

星状神経節とは

星状神経節は、首の付け根付近にある交感神経の集まりです。自律神経系のバランスを調整する上で重要な役割を果たしており、ストレスなどによって過剰に興奮すると、不眠、肩こり、頭痛、動悸など様々な症状を引き起こすと考えられています。

星状神経節近傍レーザー照射療法

この治療法は、星状神経節の近くに低出力のレーザー光を照射することで、交感神経の興奮を抑え、副交感神経を優位にすることで自律神経のバランスを整えることを目的としています。注射による星状神経節ブロックに比べて、痛みや侵襲性が少ないとされています。

非器質性不眠症への効果

星状神経節近傍レーザー照射療法が非器質性不眠症にどのように作用するかについては、以下の点が考えられています。

研究と臨床での状況

一部の医療機関や研究において、星状神経節近傍レーザー照射療法が不眠症を含む自律神経系の症状に対して有効であるという報告があります。これらの報告では、睡眠時間の延長、睡眠の質の改善、日中の眠気の軽減などの効果が示唆されています。





NHKテレビの今日の健康で星状神経節近傍レーザー照射は頚椎の痛みに効果があると紹介されています。

レーザーは無痛です。




星状神経節近傍レーザー照射は不眠症にも効果があります。
交感神経の緊張を改善します。


3)ソーマダイン:

非器質性不眠症に対するソーマダイン(微弱電流器機)の効果については、いくつかの興味深い報告がありますが、現時点では科学的に確立された治療法とは言えません。

ソーマダインとは

ソーマダインは、体内に流れる微弱な電流に似た電流を人工的に作り出し、体の様々な不調の改善を目指す医療機器です。主に以下のような作用が期待されています。

非器質性不眠症への効果の可能性

ソーマダインが非器質性不眠症に効果を示す可能性があるメカニズムとしては、主に自律神経の調整作用が考えられます。ストレスや心理的な緊張は、自律神経のバランスを乱し、交感神経が優位になることで不眠を引き起こすことがあります。ソーマダインによる微弱な電流刺激が、このバランスを整え、リラックス状態を促すことで、睡眠の質の改善や入眠の円滑化に繋がる可能性があります。

脳の機能改善に使用します。
 微弱電流ですので無痛に近く気持ちがよくて寝てしまう方もおられます。
 痛みの軽減や運動制限の改善に効果を発揮します。
 ソーマダインの初期タイプは450万円もしました。
 今も高額医療機器ですがそれだけの価値のある器械です。
 

 ソーマダイン

脳がストレスを感じているときの脳は図のように13Hz以上のベーター波が出ています。
この状態を改善するため
ソーマダインでは全身のリラックスのために四肢に通電することがあります。
無痛で気持ちがいいです。寝てしまう方もおられます。


漫画ソーマダイン

4)牽引療法 
不眠症の多くは肩こりや頚椎の症状を訴える方がおられます。
そのような場合に使用することがあります。

牽引療法が非器質性不眠症に間接的に影響する可能性

非器質性不眠症の原因が、首や肩の慢性的な痛みやこりによる精神的な緊張や不快感である場合、牽引療法によってこれらの症状が軽減することで、間接的に睡眠の質の改善に繋がる可能性は考えられます。




5)WA療法 (写真はWAの施術写真です)
       写真以外に肩の緊張緩める施術があります。
       少し肩がかゆくなりますが肩が軽くなります。
       また足底反射療法をする施術があります。
       足底反射療法には不眠の刺激点があります。
       内臓の機能の向上・内分泌機能の増強
       免疫機能の調整など
   

6)その他 1)2)3)の施術は単独でも効果が十分期待できる療法です。
       患者さんの状態によりさらに他の治療法も検討します。
       マイクロ波療法・超音波療法・干渉波療法・SSP療法・低周波療法など
  

  



施術費 5000円(保険外診療)

波動エネルギーによるヒーリングを追加される場合は不眠症の施術料と合わせて5000円です。

波動エネルギーを当てることで患者さん自身の体・経絡・内臓の歪を調整する療法です。
治療自体刺激が少なく鍼の苦手な方更に効果を高めたい方にお勧めです。
例えば上腕二頭筋は466-468Hzの波に 共振しやすく
経絡の腎経にも120F/minuteの固有の振動数があるといわれています。
内臓や神経にも同様に固有の波長があります。
波動エネルギーで共振させて活性化する方法です。
鍼灸とは全く異なった効果があります。

詳しくは当院にて説明します。

腰痛など他の疾患の施術があれば追加料金があります。

京都市右京区常盤下田町12-3 山根はり灸整骨院

(075)872-2877





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