
山根はり灸整骨院
ようこそ、山根はり灸整骨院を見ていただきありがとうございます。
院長は医療人(薬剤師、鍼灸師、柔道整復師)として40年以上の経験があります。

メニエール病・めまい
必ず耳鼻科の診察・治療を受けて下さい。
メニエール病は、内耳の病気で、めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感の4つの症状が同時に繰り返し起こるのが特徴です。
原因
メニエール病の正確な原因は不明ですが、内耳のリンパ液の過剰な貯留(内リンパ水腫)が関与していると考えられています。内リンパ水腫を引き起こす可能性のある要因としては、以下のものがあります。
- 遺伝的要因: 家族歴のある人は、メニエール病を発症しやすい傾向があります。
- 自己免疫疾患: 自己免疫疾患を持つ人は、メニエール病を発症するリスクが高いとされています。
- ウイルス感染: ウイルス感染が内耳に影響を与え、メニエール病を引き起こす可能性があります。
- 血管の異常: 内耳の血管の収縮などが、メニエール病に関与する可能性が指摘されています。
- アレルギー: アレルギーが内耳の炎症を引き起こし、メニエール病の症状を悪化させる場合があります。
- 頭部外傷: 過去の頭部外傷が、メニエール病の発症に関連することがあります。
多くの場合、単一の原因ではなく、複数の要因が組み合わさって発症すると考えられています。
症状
メニエール病の主な症状は以下の4つです。これらの症状は同時に起こることが多く、発作的に現れて数分から数時間、時には24時間程度続くことがあります。
- 回転性めまい(Vertigo): 自分自身や周囲がぐるぐる回るような激しいめまいが突然起こります。吐き気や嘔吐、冷や汗を伴うこともあります。
- 難聴(Hearing Loss): 発作時には耳が詰まったような感じがしたり、聞こえが悪くなったりします。初期には低音域の難聴が多いですが、病気が進行すると聴力は徐々に低下し、元に戻らなくなることもあります。通常は片方の耳に起こりますが、進行すると両耳に及ぶこともあります。
- 耳鳴り(Tinnitus): キーンという高い音や、ゴーッ、ブーンといった低い音が聞こえることがあります。発作時だけでなく、普段から耳鳴りが続くこともあります。
- 耳閉感(Aural Fullness): 耳が詰まったような、圧迫されたような感じがします。
その他の症状
上記以外にも、以下のような症状が現れることがあります。
症状の現れ方や程度は人によって異なり、同じ人でも発作ごとに異なることがあります。
もしこれらの症状に心当たりがある場合は、耳鼻咽喉科を受診して適切な診断と治療を受けることが大切です。
鍼灸療法をされる場合、出来るだけ早めに施術されることをお勧めします。
発症日からの日数が短いほど効果が出やすい傾向があります。
当院の検査
理学検査
ナーブスコープによる神経圧迫の測定
ナーブスコープを背骨に当てて測定します。
神経圧迫があると赤い針が動きます。(アメリカ製)
当院は指先の触診もしますが、客観的な測定値も施術に利用します。
(ナーブスコープは指先の感覚ではわからないところを見つけてくれます。)
耳の病気で首と関係なさそうですが当院では治療の重要ポイントと考えています。

脈診(東洋医学的検査)
経絡の変動を診ます。

経絡測定器による経絡の検査
当院が長年使用している測定器です。(下の写真)
0.5Vの電圧で測定します。
経絡の異常があれば、レーザーを照射して
経絡調整をします。(良導絡ではありません。)

舌診(東洋医学的検査)
臓腑の異常を診ます。
1)鍼灸療法
メニエール病に対する鍼灸治療は、症状の緩和や再発予防に効果が期待できるとされています。
鍼灸治療のメカニズムと期待される効果
東洋医学では、メニエール病は「水毒(すいどく)」という体内の水分代謝の異常や、ストレスによる自律神経の乱れ、内耳の血行不良などが原因と考えられています。鍼灸治療は、これらの要因にアプローチすることで症状の改善を目指します。
- 内耳の血行促進: 首や肩の筋肉の緊張を緩めたり、耳の周りのツボを刺激したりすることで、内耳の血流を改善し、内リンパ液の循環を促すとされています。
- 自律神経の調整: ストレスはメニエール病の大きな誘因となるため、鍼灸治療によって自律神経のバランスを整え、心身のリラックスを促すことが期待できます。
- 水分代謝の改善: 全身のツボを刺激することで、体内の水分代謝を促し、内耳のむくみ(内リンパ水腫)の改善を目指します。
- 症状の緩和: めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感といったメニエール病の主要な症状の緩和が期待されます。
- 再発予防: 体質改善や自律神経の安定化を図ることで、メニエール病の再発を予防することを目的とします。
治療法
鍼灸治療では、患者さん一人ひとりの症状や体質に合わせて、使用するツボ(経穴)や鍼の太さ、刺激の方法などが調整されます。
- 首や肩のツボ: 天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)など、首や肩の筋肉の緊張を和らげ、血行を促進するツボが用いられます。
- 耳の周りのツボ: 翳風(えいふう)、耳門(じもん)、聴会(ちょうえ)、聴宮(ちょうきゅう)など、内耳やその周辺の血流を改善するツボが選ばれます。
- 手足や体のツボ: 全身の気血の流れを整え、水分代謝を促すためのツボが用いられることもあります。
中国の文献などでG6805-2の電気針を使用する治験があります。
この治療器は国内では流通していません。
出来るだけ治療効果を上げたい想いで海外から購入しています。

当院は東洋医学的な思考でこの疾患に対応していきます。
頭針療法

メニエール病に対する頭鍼(とうしん)は、めまいや耳鳴り、難聴といった症状の改善に有効とされています。頭鍼は、頭部の特定のツボに鍼を刺す治療法で、特に内耳の血流改善や自律神経の調整を目的とします。
具体的な治療点としては、以下のようなものが挙げられます。
-
耳周辺のツボ:
- 翳風(えいふう): 耳たぶの後ろにあるくぼみ。
- 耳門(じもん): 耳珠(耳の穴の前の突起)の前、頬骨弓の下縁にあるくぼみ。
- 聴会(ちょうえ): 耳門のすぐ下。
- 聴宮(ちょうきゅう): 聴会の少し上。
- 完骨(かんこつ): 耳たぶの後ろの乳様突起の後下縁。
- 角孫(かくそん): 耳の上の髪の生え際。
-
首・肩のツボ:
- 天柱(てんちゅう): 首の後ろ、髪の生え際にある太い筋肉の外側。
- 風池(ふうち): 天柱のすぐ外側。
- 胸鎖乳突筋乳様突起付着部のトリガーポイント: 耳の後ろから鎖骨にかけて走る筋肉の付着部。
- 頭板状筋後頭骨付着部のトリガーポイント: 首の後ろの筋肉の付着部。
- 僧帽筋(そうぼうきん)や菱形筋(りょうけいきん)の棘突起直側のトリガーポイント: 肩から背中にかけての筋肉。
-
その他のツボ:
- 顖会(しんえ): 頭頂部にあるツボ。
- その他の治療点: 耳の上部からこめかみにかけての頭皮の緊張状態を指標に治療を行うことがあります。特に、耳鳴り治療点が含まれることもあります。
頭鍼の効果とメカニズム
メニエール病は、内耳のリンパ液が増加し、むくみが生じることで発症すると考えられています。鍼治療は、以下のようなメカニズムで症状の改善を目指します。
- 内耳の血流改善: 首や肩の筋肉の緊張を緩和し、内耳への血流を促進することで、リンパ液の循環を改善し、むくみを軽減します。
- 自律神経の調整: ストレスや疲労によって乱れやすい自律神経のバランスを整えることで、内耳の機能改善やめまい、耳鳴りの緩和に繋がります。
- ストレス軽減: 鍼刺激によって脳内でのセロトニンの分泌が促進され、リラクゼーション効果やストレス軽減効果が期待されます。
注意点
- 鍼治療は、西洋医学的な治療と併用されることが推奨されます。
- 治療効果には個人差があり、症状が軽快するまでの期間も異なります。
- 症状が重い場合や脳腫瘍などの器質的な疾患が原因の場合は、鍼治療が不適応となることもあります。
2)耳介療法
メニエール病に対する耳介療法(じかいりょうほう)は、鍼灸治療の一種として考えられます。耳介には全身の各部位に対応するツボ(反射区)があると考えられており、これらのツボを刺激することで、メニエール病の症状緩和や体質改善を目指すものです。
耳介療法のメカニズムと期待される効果
東洋医学的な考え方に基づき、耳介療法は以下のような効果が期待されています。
- 自律神経の調整: メニエール病はストレスや自律神経の乱れが関与するとも言われているため、耳介の特定のツボを刺激することで、自律神経のバランスを整えることが期待されます。
- 内耳の血行促進: 耳介の刺激が、内耳を含む頭部の血流を改善し、内リンパ液の循環を促す可能性があります。
- 症状の緩和: めまい、難聴、耳鳴り、耳閉感といったメニエール病の諸症状の軽減を目指します。
- 体質改善: 全身の機能の調整を促し、メニエール病が起こりにくい体質へと導くことを目的とします。
治療法
耳介療法では、以下のような方法で耳のツボを刺激します。
- 鍼: 細い鍼を耳のツボに 一定時間 留置します。
- 灸: 温熱刺激を与えるため、艾(もぐさ)などを用いて耳のツボを温めます。
- 耳つぼシール: 小さな金属製の粒や種子などをテープで耳のツボに貼り付け、持続的に刺激します。患者さん自身で押すことも可能です。
- マッサージ: 指や器具を使って耳のツボをマッサージします。
耳の自然治癒力を高める施術します。
フランスの医師ノジェが開発した療法です。ヨーロッパでよく使用されています。
耳介療法


耳の探索器を使用します。反応点に施術します。
反応点は内耳・眼などに現れやすく。
そこに針や磁石粒を貼り付ける場合があります。
安全で無痛のレーザー治療
メニエール病に対する星状神経節近傍レーザー照射は、一部の医療機関で症状緩和を目的として行われています。
星状神経節近傍レーザー照射とは
星状神経節は、首の付け根あたりにある自律神経の集まりです。この部分にレーザー、特に近赤外線レーザーを照射することで、以下の効果が期待されています。
- 血流改善: レーザーの温熱効果により、血管が拡張し、内耳を含む頭部全体の血流が改善されると考えられています。メニエール病の原因の一つとされる内リンパ水腫の改善に繋がる可能性があります。
- 自律神経の調整: 星状神経節に働きかけることで、自律神経のバランスを整え、ストレスによる症状の悪化を防ぐことが期待されます。
- 炎症の抑制: レーザーには抗炎症作用があるとも言われており、内耳の炎症を抑える可能性があります。
効果について
- 臨床での応用: いとう耳鼻咽喉科や小溝クリニックなどの医療機関のウェブサイトでは、めまい、耳鳴り、メニエール病などの症状に対して、星状神経節近傍レーザー照射による血流改善効果が期待できるとされています。
- 痛みの軽減:「痛みを伴わない痛みの治療法」として紹介されており、副作用もほとんどないとされています。
- 治療期間: 効果が現れるまでには、週に1~2回の照射を数回続ける必要がある場合が多いようです。
- 科学的根拠: メニエール病に対する星状神経節近傍レーザー照射の有効性については、確立された科学的根拠はまだ十分とは言えません。しかし、一部の医療機関では臨床的な経験に基づいて治療に取り入れられています。

星状神経節近傍レーザー照射は交感神経の過緊張状態を緩和することで
脳内の血流を促進させます。循環改善効果により聴力の治癒力を促します。
突発性難聴や耳鳴り・メニエール(メニエル)によく星状神経節近傍レーザー照射がよく利用されています。
当院では星状神経節近傍レーザーの作用を強めるため さらに総蝸牛動脈と固有蝸牛動脈に関係する神経に照射します。(やっているところは少ないです)。
これにより星状神経節近傍レーザー照射単独よりさらに耳の血流状態が改善されます。





特殊レーザー療法(突発性難聴以外に精神疾患にも使用します。)
レーザーは無痛です。
4)ソーマダイン:
ソーマダインは、微弱電流治療器の商品名です。
ソーマダインの基本的な作用
ソーマダインは、体内に流れる微弱な生体電流に似た電流を人工的に作り出し、身体に流すことで、以下の効果が期待されています。
- 自然治癒力の促進: 損傷した細胞組織の修復を促し、治癒を早めます。
- 痛みの緩和: 炎症によって引き起こされる痛みを軽減します。
- 血行促進: 毛細血管の血流を改善し、老廃物の排出を促します。
- 自律神経の調整: 身体のバランスを整え、リラックス効果をもたらす可能性があります。
メニエール病への応用について
- 自律神経の調整: メニエール病はストレスや自律神経の乱れが関与するとも考えられているため、ソーマダインによる自律神経の調整が症状の緩和に繋がる可能性があります。
- 血行促進: 内耳の血流改善が、内リンパ液の循環を促し、症状の改善に寄与する可能性があります。
- 脳のリラックス: 全身への微弱電流の通電が、脳のリラックスを促し、めまいなどの症状を和らげるという考え方もあります。
注意点
- 科学的根拠: メニエール病に対するソーマダインの有効性について、確立された科学的根拠はまだ十分とは言えません。現在、臨床的な経験に基づいて使用されている段階と考えられます。
頚部の緊張を和らげます。
ソーマダインは脳をストレスから開放する働きがあります。
(ソーマダインは初期のタイプで450万円もしました。現在も高額な器械ですが価値があります。)

脳がストレスを感じているときの脳は図のように13Hz以上のベーター波が出ています。
この状態を改善するため
ソーマダインでは全身のリラックスのために四肢に通電します。
無痛で気持ちがいいです。寝てしまう方もおられます。

ソーマダイン
漫画ソーマダイン
5)WA療法 西式健康法
(写真はWAの施術写真です)
写真以外に足底反射療法をする施術があります。
中国では、足底反射療法を神経性耳鳴り・難聴の体質改善に利用されています。
内臓の機能の向上・内分泌機能の増強
免疫機能の調整など

6)牽引療法
牽引療法は、主に頸椎や腰椎などの骨格や筋肉の歪みを矯正し、神経の圧迫を軽減することで、痛みや痺れの緩和を目的として行われる治療法です。
メニエール病との関連性
メニエール病の主な原因は内耳のリンパ液の異常(内リンパ水腫)と考えられており、骨格や筋肉の歪みが直接的な原因となるわけではありません。
しかしながら、以下の点で間接的な関連性が指摘されることがあります。
- 自律神経の乱れ: 首や肩の筋肉の緊張は、自律神経のバランスを崩す可能性があります。メニエール病は自律神経の乱れが誘因の一つとなることもあるため、頸椎の牽引によって首周りの筋肉が緩み、自律神経の安定に繋がる可能性は否定できません。
- 血行不良の改善: 首の筋肉の緊張が緩和されることで、頭部全体の血流が改善し、内耳への血流も改善する可能性があります。
頚椎に問題があれば耳の回復力が落ちることがあります。
頚椎の血流を改善するために施術することがあります。

5)その他 1)2)3)4)の施術は単独でも効果が十分期待できる療法です。
患者さんの状態によりさらに他の治療法も検討します。
マイクロ波療法・超音波療法・干渉波療法・SSP療法・低周波療法など


何でもご相談ください。(075)872-2877
施術は
症状の重い場合は週3回以上(料金割引あり)
突発性難聴の方は週4回以上(料金割引あり)
普通は週2回ぐらい
施術費 5000円 (但し他の疾患も施術される場合は 施術費の加算があります。)
京都市右京区常盤下田町12-3 山根はり灸整骨院

地図
当院の院内(当院のインスタ)
メニエール病は、内耳のリンパ液の過剰な蓄積(内リンパ水腫)が原因と考えられており、めまい、耳鳴り、難聴、耳閉感(耳が詰まった感じ)といった症状が繰り返し起こる病気です。医療機関での治療が最も重要ですが、自宅でも症状の軽減や発作の予防のためにできることがあります。
発作時の自宅での対処法
めまい発作が起こった際は、以下の点を心がけましょう。
- 安静にする:
- 頭を動かさず、楽な姿勢で横になりましょう。
- 暗くて静かな部屋で、目を閉じて安静にすることが大切です。光や音の刺激を避けることで、症状の緩和が期待できます。
- 左右どちらかの耳を下にした方が楽になる場合があります。一般的に、めまいが強い方の耳を上にした方が楽になることが多いです。
- 衣服を緩める: 身体を締め付ける衣服は避け、楽な服装で過ごしましょう。
- 水分と塩分の補給: 脱水状態はめまいを悪化させる可能性があるので、適度に水分を摂りましょう。ただし、メニエール病は体内の水分バランスが関わるため、過剰な塩分摂取は避けるのが一般的ですが、発作時の脱水対策としては少量摂ることもあります。医師の指示に従ってください。
- 急な動作を避ける: めまいが落ち着いてきても、急な動作は避け、ゆっくりと動くように心がけましょう。
- 酔い止め・吐き気止めの常備: 医師から処方されている場合は、指示に従って内服しましょう。
日常生活での予防と症状軽減のための対処法
メニエール病の発作は、ストレスや過労、睡眠不足、不規則な生活などが引き金となることが多いと言われています。そのため、日常生活の改善が非常に重要です。
-
ストレスの軽減:
- リラックスする時間を作る: 趣味を楽しむ、瞑想や深呼吸をする、アロマテラピーなど、自分に合ったリラックス法を見つけましょう。
- ストレスの原因を特定し、避ける: 可能であれば、ストレスとなる要因を減らす努力をしましょう。
- 無理をしない: 几帳面で神経質な性格の人が発症しやすい傾向があると言われています。自分を追い詰めすぎないようにしましょう。
-
質の良い睡眠の確保:
- 十分な睡眠時間: 睡眠不足は内耳の血流を悪化させ、めまいを誘発する可能性があります。毎日同じ時間に起床・就寝し、規則正しい睡眠リズムを保ちましょう。
- 快適な睡眠環境: 寝室を暗くし、静かで適温に保つなど、快適な睡眠環境を整えましょう。
- 就寝前の工夫: 寝る前のカフェイン摂取やスマートフォンの長時間使用は避けましょう。
-
バランスの取れた食事:
- 塩分制限: メニエール病の症状軽減には、塩分摂取を控えることが有効とされています。加工食品や外食を控え、薄味を心がけましょう。
- 水分摂取: 水分の十分な摂取が効果的であるという考え方もありますが、過剰な摂取は避ける必要があります。医師の指示に従いましょう。
- カフェイン・アルコールの制限: カフェインやアルコールはめまいを悪化させる可能性があるため、過剰な摂取は避けましょう。
- 栄養バランス: ビタミンB群、C、E、鉄、マグネシウムなどの栄養素を積極的に摂ることも、めまいの予防に効果的とされています。
-
適度な運動:
- 有酸素運動: ウォーキング、ジョギング、ヨガなどの軽い有酸素運動は、血流を促進し、内耳にも良い影響を与えると期待されています。ストレス解消にも効果的です。
- めまい体操: 医師の指導のもと、めまい体操を行うことも症状の改善に役立つ場合があります。
-
体を冷やさない:
- 特に冬場は、腹巻きや暖かい服装などで体を冷やさないように心がけましょう。
- ぬるめのお湯にゆっくり浸かるなど、入浴で血行を促進することも良いでしょう。
-
ツボ押し:
- 翳風(えいふう): 耳の後ろにあるくぼみの部分。
- その他、首や肩の凝り固まりをほぐすツボも効果的です。
- 人差し指や中指で軽く押し込むように3〜5秒間圧をかけ、左右交互に5回程度繰り返しましょう。
重要な注意点
- 自己判断での治療は避け、必ず医師の診察を受ける: 上記の対処法はあくまで症状の軽減や予防を目的としたものであり、メニエール病の診断や治療は専門医(耳鼻咽喉科)が行うべきです。
- 症状が悪化した場合: めまいが頻繁に起こる、吐き気やおう吐がひどい、手足のしびれや意識障害など、めまい以外の症状を伴う場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。脳に原因がある可能性も考えられます。
自宅でできる対処法は、あくまでも医療機関での治療を補完するものです。医師と相談しながら、ご自身の症状や体質に合った方法を取り入れていくことが大切です。

北区・上京区・山科区・伏見区・中京区・南区・東山区・西京区・左京区・下京区
大津市・宇治市・亀岡市・京北・長岡京市・高槻市・向日市・福知山市・南丹市・京都