琵琶湖・三和漁港紹介 


1998年4月23日、滋賀県の安曇川町四津川にある三和漁港まで、「コアユ」や「いさざ」の水揚げを見に行きました。
漁には、朝の5時半頃出るそうです。わりと近くにある「エリ」で魚をあげ、8時頃にここに戻ってきます。漁は、圧倒的に「コアユ」が中心だそうです。この日は「いさざ」も多かったですね。

三和漁港の風景です。
作業をしているのは、斎藤さんの船です
黒い四角いのが水槽です。
後ろの船に入っている魚を、前の船で選別しています。
活かして持って帰らなければ価値がないため、船には酸素ボンベが積んであります。 これは「コアユ」を選別するものです。
これは底側ですが、細かい筋が入っており、
ここから小さなアユが抜け出ることによって、大と小を分けるのです。
このようにして「コアユ」を入れて水の中でゆすります。 そうすると、小さな魚だけが抜け出て、水槽の中に入ります。
選別された、一番小さな「コアユ」です。 これが、中サイズの「コアユ」です。
佃煮や天ぷらで一番食べやすいサイズです。
これは「いさざ」を選別しているところです。 選別された「いさざ」です。
選別をきっちりと行うことで、良い値段がつくのです。混ざりが多いとセリ値は安くなります。
ニゴイ・ブラックバス・ブルーギルなどが混獲されています。これは、お金にはなりません。 三和漁業協同組合の荷さばき場です。
今、魚の入ったコンテナを一つ一つ、重さを量っています。もうすぐ、セリが始まります。

お魚情報館
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