「いかなご」の料理いろいろ


「いかなご」と言えば「釘煮」と思っておられる方が多いですが、ほかにも美味しい食べ方があるのです。いくつかご紹介しましょう。

いかなごのかまあげ(京都では「新子」という商品名で売られています。)
材料 ・鮮度の良い「生いかなご」 ・塩少々
  1. 「いかなご」は、洗っておきます。
  2. できるだけ大きなお鍋でお湯を沸かし、4%程度の塩を入れます。
  3. お湯が沸騰したら「いかなご」を入れ、浮かび上がるまで茹でます。
  4. 一度にたくさんの「いかなご」を入れると、お湯の温度が下がって美味しくできません。お湯2リットルに対して「いかなご」を1カップ程度ずつ入れて下さい。
  5. 浮かんできたら、丁寧にザルですくい取りましょう。
  6. たくさんの「いかなご」を茹でるときは、これを何度も繰り返して下さい。
  7. 茹で上がりをそのまま食べても美味しいですが、好みでポン酢をかけても良いでしょう。
  8. この「いかなごのかまあげ」を天日干しにすると「かなぎちりめん」になります。

いかなごのかき揚げ
材料 ・いかなご ・好みの野菜いろいろ(みつば、人参、たまねぎ、ごぼう等) ・衣 ・天つゆ
  1. 「いかなご」は、洗っておきます。
  2. 野菜類は、それぞれ、細切りにしておきます。
  3. 天ぷらの衣を作ります。かき混ぜすぎて粘りがでると美味しくあがりません。注意!
  4. 天ぷらの衣に、「いかなご」と野菜を入れ、おたまですくって175度の油で揚げます。
  5. 一度にたくさん入れないで下さい。油の温度が下がって、カラッとあがりません。

いかなごのから揚げ
材料 ・いかなご ・唐揚げ粉 ・好みで片栗粉
  1. 「いかなご」は、洗って、よく水を切っておきます。
  2. 「いかなご」に唐揚げ粉をまぶします。
  3. 190度の油で、カラッと上げます。
  4. 唐揚げ粉に片栗粉を混ぜると、固めにあがります。
  5. お父さんの、ビールのおつまみに最適、お魚嫌いの子供たちのおやつにもなります。
  6. これは私も、明石浦漁協に行ったときに食べさせていただきましたが、ほんとに美味い。いくらでも食べられます。一度、試してみて下さい。



湖南アルプスの麓から

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